山で過ごす時間

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2023/7/2 キタダケソウを探しに北岳へ

キタダケソウを求めて、梅雨の晴れ間の北岳へ(書きかけで公開していたかもしれません・・・)。

 

小太郎山も立ち寄る予定でしたが、山頂一つ手前のピークの前でルートを外れて迷ってしまったので、今回は見送りとしました。

  • 広河原~白根御池~肩の小屋~北岳~八本歯との分岐~北岳山荘へのトラバース道(途中まで)~稜線コースで北岳~(来た道を戻る)というルートで歩いていますが、この道中では雪上歩きはありませんでした。
  • 天気がいい日は登山者がひっきりなしに歩いているようなルートなので、道に迷うようなところはないかと思いますが、小太郎山1つ手前のピークで甲斐駒に向かって左手側の樹林帯におびただしいテープや木にプラスチックのキーホルダーのようなものが付いていますが、踏み跡がほぼなく、何かの作業用のようでした。
  • 広河原、白根御池、肩の小屋の水場を利用しました。

 

【前泊】

甲府発、広河原に6時台につくバスはまだ開始前だったので、広河原山荘にて前泊としました。

甲府から広河原へのバスを降りてすぐの場所になっていました。

お風呂に入れて、素敵なディナーも楽しむことができ、非常に快適でした。

 

広河原山荘の夕食

 

北岳へ】

4時頃、広河原山荘を出発。

他の宿泊客さん達も、続々と支度をして出発して行ってました。

 

大樺沢ルート通行止めにつき、白根御池小屋経由のルートで進みます。

早朝の静かな池の上にも、北岳を見ることが出来たのは初めてかなと思います。

白根御池と鏡に映る北岳

気温が高く、朝から暑い・・・。

御池で冷たい水を補給して、再出発。

 

稜線が近づいてくると、お花畑が出迎えてくれます。

稜線手前はシナノキンバイのお花畑

ハクサンイチゲと青空

 

稜線に出たところで一息。

向かう先の稜線ルート。

雲と北岳

 

富士山も賑やかだったことでしょう。

富士山

 

前日、雨の中登っていた方も多かったようで、早朝から山頂はにぎわっていました。

北岳

山頂から八本歯のコルの方に向かいつつ、出会う登山者の方々にキタダケソウを見かけた場所を聞きながら進みました。

北岳山荘へのトラバース道に入ったところで、少しだけ見ることができると聞いて、その情報を頼りに山頂から下っていきます。

トラバース道入ってすぐの場所にて、なんとか残っていたキタダケソウを見ることが出来ましたが、キタダケソウが咲いていた場所は2か所しか見つけることができませんでした。(もう1~2週間早く来れれば・・・)

キタダケソウ

 

木のハシゴが出てくるあたりを進んでいくと、岩の隙間にミヤマムラサキも見つけることが出来ました。この花も見たかったので、良かったです。

ミヤマムラサキ

トラバース道は半分ぐらいの地点で、稜線コースとつながるところがあるので、そこから北岳山頂に向かって登り返しとしました。

稜線コースのハクサンイチゲは、花弁が緑色のものが多く、珍しいなぁと思いながら歩いていました。

緑のハクサンイチゲ

山頂まで戻って、小休止したら小太郎山を目指すこととします。

北岳間ノ岳

広河原から白鳳峠も歩いてみたいルートの一つなので、向かいの鳳凰三山から甲斐駒につながる稜線も気になります。

地蔵岳と登山者

小太郎山を目指して、この気持ちの良い尾根を進みました。

小太郎山手前の岩が出ているピークのところで、向かって左手側の樹林帯のテープを追っているうちに道に迷って時間を使ってしまったので、来た道を戻ることにしました。

小太郎山は、また次の機会に。。。

小太郎山に続く稜線


下りもまた、白根御池小屋へ。

写真を忘れましたが、マンゴーとバニラのアイスクリーム 800円、美味しかったです。

 

白根御池小屋を出発してすぐの沢沿いのところに、ミヤマハナシノブを見つけました。

以前、大樺沢のルートでたくさん見かけた記憶です。

ヤマハナシノブ


甲府までのバスに時間があったので、広河原山荘に戻る前に、広河原園地を散策してから山荘に向かいました。前泊の日に雨でなかったら、散歩に良さそうな場所だなぁと思いました。

 

広河原山荘ではシャワー利用(10分間)ができるとのことで、行きも帰りもいろいろお世話になりました。

 

天気に恵まれた週末で、非常に賑やかな北岳山行となりました。

小太郎山のピークを目指して、また来ようと思います。