久しぶりのブログ投稿となりますm(_ _)m
3月~4月は桜の写真ばかりとったり、登山以外の趣味にはまってしまっていました。
モンハンしてましたぁぁ。
英会話の先生には「現実世界を探検する趣味があるのにファンタジー(ゲーム)にハマるなんて理解できないよ!」と言われましたが、モンハンも仮想世界とはいえ、美しい世界を駆け廻れますからね。。。と、、何の言い訳やら。。
4月に1回リハビリ登山で那須岳に行き、今回のGW山行へ・・・となりました。
久しぶりの重装備、なかなか堪えましたが、GW前半は好天に恵まれ充実した山歩きができました。
コースの紹介
1日目:新穂高温泉~わさび平小屋~小池新道入口~シシウドヶ原~大ノマ乗越~弓折岳~双六小屋(テント泊)
2日目:双六小屋~双六岳~三俣蓮華岳~三俣山荘(テント設営・荷物デポ)~鷲羽岳~ワリモ岳~岩苔乗越~祖父岳~来た道を戻って三俣山荘(テント泊)
3日目:三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~双六山荘~弓折岳~大ノマ岳~秩父平~秩父岩~抜戸山分岐~笠ヶ岳山荘(テント泊)
4日目:笠ヶ岳山荘~抜戸山分岐~秩父岩~秩父平~大ノマ乗越~シシウドヶ原~小池新道入口~ワサビ平~新穂高
※赤文字箇所は夏道通りに歩くのは厳しいため、雪伝いに夏道ではない場所を歩いています。
(詳細は別の記事にしました
2018GW その1補記 北アルプス雪道の解説(小池新道、三俣山荘、秩父平) - s3214’s blog)
※三俣山荘から笠ヶ岳山荘はかなり距離があるので、秩父岩から笠ヶ岳山荘の途中で幕営としたほうが良かったです。昼には雪が腐りだすので、とにかく踏み抜きがひどい笠の稜線歩きはかなり厳しかったです(反省)
※双六小屋の冬季小屋は使えましたがスキーヤーの方でいっぱいでした。三俣山荘・笠ヶ岳山荘の冬季小屋は雪の下
それでは記録の紹介です。今年は残雪が少なかったようです。
新穂高~双六は入山者が多く賑やかでした。
新穂高~小池新道入口~大ノマ乗越~弓折岳~双六小屋
わさび平の手前まで除雪されていました
途中、車道に覆いかぶさったデプリ帯を2-3箇所越えたりしつつ、小池新道入り口へ
右手に見えている雪渓を詰めていくと、大ノマ乗越にでます
※シシウドヶ原から鏡平への夏道は雪の下です。また、鏡平から弓折乗越への夏道はトラバースなので、この時期は使えません。
→登山者のみなさんは、シシウドヶ原から大ノマ乗越直行か、雪道を伝って鏡平にあがり、鏡平から弓折岳に直登で稜線に出てました
この時期に来たのは初めてで、小池新道入り口から大ノマ乗越への雪渓の長さに気が遠くなりそうでした
でも、振り返れば槍穂高!
大ノマ乗越と大ノマ岳
初日は笠へのトレースは見えず
稜線の踏み抜きに疲労が積み重なる。。
弓折岳に登ったら、あとはほぼ夏道沿いに双六小屋へ
※崩壊地の淵に夏道がある箇所もあります。適宜樹林帯にエスケープしながら、となります
アップダウン続きでさらに疲労し、初日は双六小屋が精一杯でした
テントは小屋前の鷲羽がよく見える場所に張らせて頂きました
残雪の鷲羽岳
双六小屋~双六岳~三俣蓮華岳~三俣山荘
昼からの踏み抜きがつらいので、日の出前から行動開始
まずは中道から斜度がゆるいところを雪伝いに登って双六岳へ
双六からは、たまに夏道を利用しつつ稜線コースで三俣蓮華岳へ
三俣蓮華岳から三俣山荘への夏道ルートはかなり急なので、黒部五郎への巻道方面にのびる尾根を伝っていきます
最初は夏道沿いにバックステップで降りましたが、急斜面が長いのでおススメしません。。
三俣山荘についたら、テントを張って鷲羽へ
…ほぼ夏道です
三俣山荘~鷲羽岳~ワリモ岳~岩苔乗越~祖父岳
鷲羽からの下りで一部凍結があり、アイゼンを出しました(帰り道は溶けてましたが、朝は。。)
また、ワリモ山頂付近のロープがある岩場までは3-5mほど雪壁になっていたためアイゼン、ピッケルでステップを切って登りました
ワリモから岩苔乗越への下りで数カ所急な下りがあり、ここもアイゼンで。
ヒヤヒヤしたのはこの箇所のみで、あとは夏道がバッチリ出てました
アイゼンつけたり外したり、、、でした
そして2日目の楽しみにしていた祖父岳
(手前のピーク付近の踏み抜きがすごかったです)
誰もいない祖父岳、雲ノ平を眺めてのんびり
静かな祖父岳で北アルプスの個性的な山々を楽しみました。
薬師岳。賑やかだっただろうなぁ。
黒部五郎岳。いつか残雪期に行きたい。
そして、最終目的地の笠
大ノマ乗越~大ノマ岳~秩父平~秩父岩~笠ヶ岳山荘~笠ヶ岳
常念山脈にのぼる朝日
来た道をひたすら戻って、戻って、大ノマ乗越
写真は大ノマ岳から下った秩父平です
果敢に夏道や秩父岩に直登しているトレースもありましたが、落ちたらアウトな感じでした
このあたりで、クリヤ谷からのパーティと単独の方にルート状態を確認させていただきました
トラバースして、尾根を登って行き、最後はハイマツ帯を突っ切ったら、秩父平への下りの鞍部に出ます
高曇りの微妙な空のもと、ようやく笠へとつながるあの稜線へ
この平たい稜線の踏み抜きが、、ほんとにほんとにひどかったです(涙)
なんとか笠の山荘まで行けましたが、気温低下で濡れた靴やアイゼンの紐が凍りつきました。
氷を落とし、テントに入れて保管して少しマシにはなりましたが、厳しかった…
テントは途中にはり、雪が腐る前にこの平たい稜線は通過する計画が良さそうです
最終日は日の出前に笠のピークへ
飛騨の夜景を見てから、寒い2800m地帯から脱出(汗)
前日の踏み抜きが冷えて固まり、有難い階段になってました。。
月と笠ヶ岳を振り返って
風が冷たくて、着込んで大ノマ乗越までもどったのですか、シシウドヶ原までの雪渓が夏の暑さ
天候に恵まれた4日間でした
久々の縦走となりましたが、やはり山歩きは楽しいですね
GW後半は尾瀬から平ヶ岳に行きましたので、のんびりペースになりますが、ブログを上げて行きたいと思います
モンハンはひと段落したことだし、運動しよう。。。