s3214’s blog

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2017/7/17 天空の楽園 苗場山

海の日連休は、室堂→薬師岳→黒部五郎小舎→読売新道で奥黒部ヒュッテを考えていました。

 竹橋からの毎日あるぺん号 室堂行きを予約してましたので、天気は微妙でしたが、ダメなら折立か新穂高に下山するつもりで、とりあえず行ってみるつもりでした。

 

しかしバスに乗れなかったぁぁぁ。。

 

快速に乗るつもりが、間違えて普通の東西線に乗ってしまったのですが、その際に網棚に置いた登山靴を下車時に回収し忘れて。。。

登山靴ドナドナをやらかしてしまいました(><) 

 

翌日無事に愛用の登山靴は回収できました。

隣の駅に保管されてました。よかった。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、ヤマケイのソフトシェルモニターに当選していましたので、製品レビューのため、この週末は何としても山には行くつもりでした。

タイミングよくいつもの山友氏と予定が合いましたので、ソフトシェル活用できそうな希望コースを推薦

 

①苗場山にワタスゲを見に行こう

②丹渓新道から仙丈ヶ岳、下山は藪沢コース

 

大平山荘に問い合わせしたとけろ、藪沢コースは残雪と崩落でオススメしない、とのことでした。

小仙丈ヶ岳を経て北沢峠に下山するコースに変更も可能でしたが、山友氏が苗場山未登頂で「平標からみたテーブルマウンテン」が気になる様子でしたので(笑)、行き先は苗場山に決定です。

 

祓川駐車場〜神楽ヶ峰

駐車場は30台ほど駐車場可能なのかな。

トイレもあります。

 

仮眠してから6:30出発。

トイレ右脇の道を行くと、和田小屋のあるスキー場にでます。

ロープにそって歩いて行くと、登山道に出会います

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登山道に入ると早速ウラジロヨウラク(葉っぱをめくって裏側見ると、ほんとにうっすら裏白い)

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ゴゼンタチバナ

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マイヅルソウ(可愛らしいのでお気に入り)

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下の芝のテラスあたりから、イワイチョウやワタスゲが出てきます

コイワカガミは、、山頂までずーっと咲いてます

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チングルマ、穂になっている株が多かったですが、まだお花も楽しめました!

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木道や土の登山道をまったり歩いて行くと、通り道に神楽ヶ峰の道標に出会います

 

神楽ヶ峰〜苗場山

神楽ヶ峰手前に残雪が少しありますが、通行に支障はありませんでした

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この辺りから優美な高山植物達が登場します。

ハクサンチドリ

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ニッコウキスゲ

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神楽ヶ峰から下ると雷清水という水場です。冷たくて美味しいですよ

ちょっとした広場もあります

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オダマキ

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ガスっていたので、景色の写真はほぼなし。。

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タカネナデシコ

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クルマユリ

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ナデシコ〜クルマユリは、ほんとにぽつんと咲いていました。これから盛夏に向けてもっとたくさん咲くのかな?

 

タテヤマウツボグサは雲尾坂で何株か見ることができました

鮮やかなムラサキが印象的です

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確認中。。

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雲尾坂の急登を抜けたらテーブルマウンテン山頂の台地に降り立つ

 

いきなり雪だった。。

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ヒメシャクナゲ

山頂の湿原の至る所で見れました

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久しぶりの苗場山頂ヒュッテです

水洗トイレが室内にあります

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テラスに荷物を置かせていただき、苗場山神社へ

(ジャケットがモニター製品のホグロフス リザードⅡジャケットです。

写真あまり撮らなかったのと、このどこにいるかわからない感。。載らない予感満載ですが、

レポートはしっかり書いて提出しましたよ(´ー`))

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湿原にささやかに咲くピンクがかわいい♪

山友さんと尾瀬にいったときにも、このお花に出会いました

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ヒュッテから20分ほどのコースタイムで苗場山神社

山頂には石碑が点在しています

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ワタスゲの中を歩く、全身水色の山友さん

ガスの中でも目立ちます(=゚-゚)ノ

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山頂ヒュッテに戻り、テラスでお昼ご飯

トマトしか見えないけど、冷やしトマト坦々麺と乾燥えのきと卵の中華風スープにしました

 

参考にしたレシピ

https://cookpad.com/recipe/2335337

  • 肉味噌はジップロックに入れ、凍らせて運びました
  • トマトは桃買った時について来た、網ネットつけてタッパーに
  • 中華麺は流水麺の冷やし中華(ゴマだれ)をタッパーに入れ替え
  • 黒酢は小さなペットボトルに(左上の赤いもの)

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山頂ランチを楽しんでいたら、時折ガスの切れ目が!!

高層湿原の楽園が広がっていました

 

素晴らしきメルヘンな世界

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晴れた日の青空と雲が映る池塘が見たかったなぁ

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来た道を戻ります

雲尾坂はまさに雲の末端がかかっていました

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上の芝か、中の芝にもワタスゲはありますよ

フワフワ、癒されますヾ(*´▽`*)ノ

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帰りは越後湯沢駅前の蕎麦屋で夕ご飯

お風呂は街道の湯へ

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Track record & cource information

木道はもちろんのこと、全体的に歩きやすいコースです

下の芝から下は、岩ごろごろで多少歩きにくさはあるかもしれません

木道やテラス、水場があり、じっくり歩きを楽しむのに良いと思います。

ガスっていても高山植物&木道歩きが楽しめますよ(*´ー`)ゞ

 

なお、山でよく見るハクサンイチゲや黄色い花は…なぜか咲いていませんでした。

山友さんと「あれ〜、平標や谷川には咲いてるのになんでかねぇ?」と語らいながら歩いたのでした

 

arr. dep. brk.  
- 6:30  - 駐車場
6:48 6:48  - 和田小屋
8:46 8:46  - 神楽ヶ峰
10:08 10:08  - 苗場山
11:27 12:45 1:18 苗場山頂ヒュッテでランチ
16:19 -  - 駐車場
  9:49 1:18  (total)

 

【カメラが壊れた】EOS M3 故障と基盤交換

2016年夏にCanon EOS M3というミラーレス一眼を購入しました。

以降、厳冬期から夏まで、ずっとこのカメラと一緒に登山を楽しんでいます。

「旅する人と。」というキャッチコピーがいいですね♪ (購入してから気が付きましたけどね)

cweb.canon.jp

 

EF-M 11-22mmという広角レンズとEF-M 55-200mmという望遠レンズを愛用しています。

 

先日の北岳で、キタダケソウや黄色や紫の高山植物の写真を撮り、さらには白根御池小屋で開山祭の甘酒を頂き、大満足の下山途中・・・

ふと見つけたマイヅルソウを写真を撮ろうと思ったら…

 

あれ、、おかしいな。。電源が入らない (´・_・`)

 

バッテリー切れかな?とも思ったのですが、帰宅後予備バッテリーに入れ替えしても、やはり電源が入らない。。

 

原因はわからないですが、故障は間違いなさそうなので、カメラの保証書を確認し、Canonのカメラ修理受付センターに電話しました。

 

ご参考までにカメラの修理の流れと受け取りまでの手続きについて、書こうと思います。

結論としては、基盤腐食により電源がOFFできない状態となっていたとのことで、保証適用外(修理代 約15000円、2週間後に受け取り)での対応となりました。

※カメラを購入してまだ1年以内の故障で、保証期間でした

 

修理に出す方法

カメラ修理センターに電話し、修理に出す方法を教えてもらいました。(修理センターの情報をmailで送っていただきました)

下記のいずれかとなるそうです。交通費のほうが安いので、私は①の持ち込みにし、銀座のサービスセンターに行きました。

 ①修理品持ち込みセンターに自分で持ち込む

 ②集荷に来てもらう(手数料がかかります)

 

修理期間

電源がONにならなくなったと思い込んでいましたが、サービスセンターでバッテリーをお借りしたところ、むしろ勝手に電源がはいる状態でした。

サービスセンターの方からは、「症状からして基盤腐食の可能性が高い。」と言われました。

また、基盤交換がなければ1週間だが、基盤交換が必要となる場合は保証対象外となりお金がかかるので、まず連絡しますとのことでした。

 

そして、修理に出してから3-4日で電話がきました。。。

基盤交換と修理完了予定、お金をお知らせいただき、「修理を行ってよろしいですか?」の意向確認でしたので、電話で「修理お願いします。」とお伝えしました。

 

受け取り

今回は、修理センター持ち込み2週間後の受け取りとなりました。

  

カメラ本体の故障と処置内容について(電話でお伺いしていた通り15000円程でした。カードで支払い)

 

修理代は痛いですが、、、2 週間で直るなら感謝です。

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故障修理と一緒に、以前からレンズのごみが気になっていたので、こちらも故障交換に出しました。

レンズ内のごみの場合は、交換となるようです。

(レンズの構造上、小さなごみはどうしても入ってしまうが、撮影には影響がないことも多いので・・・と何度も言われました。)

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無事にカメラは戻ってきましたが、問題の基盤の腐食につながった事象も考えないといけないですね。。

 

先日、種池山荘でテント泊(雪上でした)をした際、荷物をレジャーシートの上に置いてテント設営をしていたのですが、この際に少し雪がかかってしまていたと思います。おそらく直接的な原因はこれかなと。。

この点については、行動中以外でも湿気がある場所ではカメラはビニール袋にしまっておくなど、今後は注意しようと思いました。

 

あわせて、自宅での保管ケースの見直しもしようかなと思います。

 

 

ということで、なんとか海の日連休までにカメラは戻ってきてくれましたが、天気予報がいまいちなのでこの連休は日帰り程度の予定です。

 

そうだ、設定がリセットされているようなので、いろいろsetupをしなければ、汗

 

(ご参考までに) 登山中のカメラの持ち運び方法

普段の山行でカメラはどのように運んでいるかというと、

厳冬期は、こちらのカメラバックに入れて持ち歩いています。

縦・横の2方向でザックに装着でき、また肩掛け用の紐もついているため、肩にかけて運ぶこともできます。

※15-45mmの標準レンズ、11-22mmの広角レンズ装着でギリギリ入るサイズです。

ロープロ カメラポーチ ダッシュポイント 30 - ハクバ写真産業

 

それ以外のシーズンは、カメラクリップでカメラを持ち歩いています(ネオプレーンのカバーも一緒に)

ボタンを押して着脱する仕組みになっていて、カチッっと音がするのを確認しながらの操作で、使いやすいです。

ザックのショルダーストラップの厚みや構造によっては装着が難しいものもあると思います。

Amazon CAPTCHA

 

また、基本的に岩場、雨やガスの日はカメラはザックにしまっています。

望遠レンズはクッション素材のケースに入れてザックに入れてます。

 

個人差はあると思いますが、特定の肩荷重でカメラを持ち歩くと、(休憩しつつも)8~10時間ほどで、さすがに肩が痛くなります。これはしょうがないかなと割り切ってます(-_-)

両肩に荷重がかかるようなバックやストラップを探そうかな、とも検討&模索中です。。

(テント泊のロングコースが好きなので、山行中の辛さの一因となる痛みや不快感は優先的に対処したいものになっています)

 

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夏の縦走 in 2014 - 雨で過酷だった南アルプス縦走(沼平~光岳・聖岳・赤石岳~椹島。寸又峡温泉観光つき♪)

当時、南アルプス南部については、山友さんから、

「稜線に出るのに1日かかる」

「1つ1つの山のスケールがデカすぎて、次のピークに行くのにまた1日かかる」

「大変だけど、静かでいい山域だよ」

といった壮大な話を聞かされていました。

「いきなり行くべきではない山に違いない。何年か山を歩き、ある程度は自分の体力が分かってきてからにしたほうが良さそうだな。。。」と、考えていました。

 

また、南アルプスは、北岳、鳳凰三山、甲斐駒、仙丈ヶ岳といった、関東からの交通アクセスの良い北部の山々は歩いたことがあったのですが、南部は全くの未踏のまま。

 

北アルプスのテント泊縦走を3年連続で歩くことができていましたので、そろそろ行こうかな。と思い、夏休み休暇を利用した南アルプス南部縦走を計画しました。

なお、計画では光岳から仙丈ヶ岳までの予定でしたが、事前の天気予報通りの雨で、赤石岳で敗退となりました。

 

雨とガスで景色の写真はありません(;_;)

 

1日目: 沼平ゲート5:15 ~ 5:50畑薙大吊橋 ~ 6:21ヤレヤレ峠 ~ 7:15ウソッコ沢避難小屋 ~ 8:50横窪沢小屋 ~ 11:04茶臼小屋11:30 ~ 12:00茶臼岳~ 12:35希望峰12:45 ~ 13:58易老岳14:15 ~ 16:20光岳小屋(テント泊)

2日目:(光岳によってから出発)県営光岳小屋5:25 ~ 7:21易老岳 ~ 8:57希望峰9:13 ~ 9:53茶臼岳 ~ 11:56上河内岳 ~ 12:45南岳 ~ 13:50聖平小屋(テント泊)

3日目: 聖平小屋2:10 ~ 2:34薊畑分岐 ~ 3:24小聖岳 ~ 4:43聖岳 ~ 6:41兎岳 ~ 7:28小兎岳 ~ 8:22中盛丸山 ~ 8:3分岐 ~ 9:15百間洞山の家10:00 ~ 11:04百間平 ~ 13:18赤石岳避難小屋(避難小屋泊)

4日目:赤石岳避難小屋5:01 ~ 5:04赤石岳 ~ 6:23富士見平 ~ 9:40椹島ロッジ

 

初日、毎日あるぺん号を沼平で降りて、しばらくはアスファルトの車道を歩きます。

そして、この大吊橋です。

しっかりしたつくりなのですが、200m以上もあるとさすがに怖い。

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橋を渡ってしばらく山道を登っていくとヤレヤレ峠。

ここからはゆるやかになり、つり橋をいくつか渡った末にウソッコ沢小屋。

ウソッコ沢小屋からはパイプの階段登りになり、急登になります。

登って、登って、、、せっかく上ったのに降りると横窪沢小屋。

小屋の手前を通って、右手側からまた急登。。。汗だくです。そしてさすが南アルプス、稜線が遠い。

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倒木ベンチで一息いれて、茶臼小屋へ。

暑い急登の疲労はありましたが、冷たい小屋の水でリフレッシュ。

 

ちょうど聖平から光小屋に向かう方がいらっしゃったので、以降同行させていただく。

黒戸尾根経由で甲斐駒ヶ岳からずっと歩いてきたそうで、これから歩くコースの様子など教えていただく。

 

茶臼岳を越えると木道が整備された、こんな素敵なハイキングコースもあります

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途中睡魔に襲われ、仮眠をとったり、雨に降られたりしながらもなんとか日暮れ前に光小屋に到着。

通り雨が過ぎるのを待って、テントを設営。光岳は翌朝としました。

 

2日目

薄暗いうちに光岳、光岩を見に行き、テントを撤収して聖平に向かいます

雨には降られませんでしたが、2日目もガスで何も見えず。。。

光小屋からまた樹林帯をひたすら歩きます。

 

写真は上河内岳の近くの奇岩竹内門

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何も景色は見えないので、ゴージャスなマツムシソウに癒されることとする

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靄のなかのお花畑

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雲の中を歩いて聖平へ

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楽しみにしていた聖平小屋の名物フルーツポンチ

 

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テントと物干し竿

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3日目。

夜はずっと雨でした。テントをたたく雨音で何度も目が覚めてしまい、3時に聖平を出るつもりが2時すぎには片付けが終わってしまいました。

 

暗くて雨のふる聖岳を上っているうちに、もう靴が浸水してダメになりました。

後になって思えば、もうこの時点で聖平に戻って下山しても良かったと思いますが、先に進みました。

 

ちょっとした岩場も歩いたりしながら、雨と風の中、兎岳、小兎岳、中盛丸山と越えていく(寒くてまともに休めず)

この雷鳥軍団は兎岳あたりで見かけたのかな。

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稜線からトラバース道に逃げ、百間洞山の家へ。ここでホットミルクを頂く。

お昼ご飯を食べて、赤石岳に向かって再出発。

 

楽しみにしてきた百間平は何も見えない平地。そこから大斜面のトラバースをゆっくり上っていくと・・・

 

もはや超視界不良!

小屋の目の前でこれって・・・(※赤石岳の避難小屋です)

 

計画ではこの先の荒川小屋まででしたが、ぬれねずみで半分思考停止していました。

「とりあえず小屋に入ろう」と思い、山頂にも探さずに小屋へ。

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小屋にはいったらたくさんの大型ザック、シュラフ、シュラフカバー、レインウエア。

 

ずいぶん賑やかだなぁ。と思って眺めていたら、すぐに女性の小屋番さんが出てきて「どこまで行くの?(たしか、一応荒川小屋を目指していることを伝えました)」

「先に進むの?何か困っていることはない?(靴が浸水して靴下が濡れているのと、雨でだいぶ服が濡れてしまったので、先に進んだとしても小屋泊にして装備を乾かすつもりと伝える)」

「実は奥に学生さん達がいるんだけど、大聖寺平の強風と冷たい風にやられて低体温症になってここで停滞しているの」

 

よく見たら小屋にはひっそりと学生さんたちがいました。

布団にくるまって安静にしている方の姿も見えました。

 

(正直この時点では、まだ「どうしよう」という状態のままで、先に進むか停滞するかは判断できていませんでした。

ただ「何か困っていることはない?」と言われて、こんな状態で先進むのは厳しそうだな。。と悩み始めました。)

 

すると、奥から男性の小屋番さんが出てきて、

「姉ちゃん、どこから来たんだ?」「何時に出てきたんだ?」「どこまで行くんだ?」といった質疑応答の末、先に進むか悩んでいますと伝えると、

 

「こんな日に歩いたら、山が嫌いになる。撤退しろ!」

 

決して怒鳴られたり、行動を否定されたのではありません。

しかしこの一言は心にぐさっと刺さりました。

 

こんなぬれねずみで、足元だけ見ながら心を無にして延々と歩き続けて、果たして私は本当に楽しいんだろうか?

 

 

・・・また晴れ予報の時に来ればいいんだ。もう無理や我慢はやめて中止しよう。

と、ようやく決意をすることができました。

 

小屋番さんに「明日下山します、今日は泊めてください」とお願いして、受付してもらったら・・・

 

 

 

「よ~し、それじゃ昼間っから飲むぞぉ~~~ヽ(゚∀゚*)ノ」

 

えええええええええ、そうなるんですか。

っていうか、いいんですか(笑)

 

3000mの風雨の山小屋の午後。やることないです。飲むしかないです。

おつまみ頂いたり、四季折々の赤石岳の話をお伺いしつつ、小屋番さんとの愉快なひと時を楽しみました。

 

下山後のおすすめ宿をいくつか紹介してもらい、携帯電話をお借りして予約を試みましたが、どこもNG。。

明日は下山して電波の入るところについたら、とにかく宿探しをしなければ、汗。。

 

 

4日目。出発するときに小屋番さんから「忘れ物のストックを椹島に届けてほしい」と頼まれる。

お世話になった小屋番さんに挨拶をして、ストック担いで下山開始です。

小屋からすぐの赤石岳。雨は降っていませんでしたが、ガスです。

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富士見平あたりで少し雲が切れましたが、最後まで稜線を見ることは叶いませんでした

赤石小屋でストック荷下ろしのご褒美のジュースを頂き、一息ついたら一気に椹島に降ります。

 

看板がかわいかったので一枚

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椹島にでる直前にザーザーぶりの雨が降り始め、慌てて雨具を出して何とか下山。

 

椹島ロッジにストックを届け、畑薙第一ダム駐車場へのバスにのり、駐車場からは赤石避難小屋で同宿の女性の方に井川駅まで車に乗せていただきました m(_ _)m

かなり苦労してのぼった稜線ですが、下山はあっという間でした。

 

駅では観光資料をもらい、宿泊先を探すべく、かたっぱしから宿に電話です。

当日で1名はとにかく断られる。。。。

10件近く電話の末、寸又峡温泉の宿で予約OKというところが見つけることができました。。

これで温泉につかって、布団でゆっくり眠ることができる。ほっ。

 

 

さて、井川駅からこのアプトラインという列車に乗ります。

駅の少年が景色の楽しめるおすすめの車両にまで案内してくれました。

さらにこの少年は、濡れて重くなった登山靴の入った袋を運んでくれました。。

ありがとう小さな駅員さん!!

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アプトラインは観光放送つきで、次々でてくるダムや名所の説明を聞くことができます。

夏の濃い緑に囲まれた自然の中を、心地よい風が吹き抜ける列車で巡っていきました。

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アプトラインを奥泉駅で下車し、バスに乗って寸又峡温泉に向かいます。

当日の連絡にも関わらず、快く受け入れてくださった光山荘へ。

http://www.tekarisanso.jp/index.html

 

「光岳に行ってきましたよ」と女将さんに伝えたら、とても喜んでくださいました。

以前は寸又峡左岸林道から光岳に上る登山者の往来があったが、林道崩壊で通行できなくなり、すっかり光岳に向かう登山者が減ってしまった。とのこと。

光小屋建設の話やしらびそ高原から光岳を見に行った話など、いろいろなお話を伺いました。

 

さて、お風呂に入り、お楽しみの宿の晩御飯。

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イノシシの鍋。大満足!敗退してここにこれてよかった!(笑)

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最終日。宿の女将さんおすすめの「夢の大吊橋」に行ってみることにします。

 

カモシカさんに挨拶して、ゲートを通過し、しばらく車道を歩いていくとつり橋に出ます。

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有名な「夢の大吊橋」です。

雨で濁ってしまい、チンダル現象の真っ青な色は見ることができず。。(残念ですが、これは予想通り)

あいにくの天気でしたが散策されている方は何名かいました。

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時間はたっぷりあるので、ちょっと階段を上っていったら・・・

 

 

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「やれやれ」がまた出た Σ(・ω・ノ)ノ!

(静岡ではよく使う言葉なのかしら。。)

 

 東京への帰り道、途中の千頭駅で智者の丘という公園に行ってみたり、機関車トーマスの車両を見たりして、観光を楽しみながら電車で帰京しました。

 

この縦走以降、天気予報が良くない場合は、無理に山に行くことはなくなりました。

登山を長く続けていければ、いつかきっと最高の晴れの日にも歩くことができるはずですからね。

 

ちなみに2016年の秋、もう1回同じコースを歩こうとしましたが、休みと台風がぶつかってしまい、聖平小屋に泊まっただけになってしまいました。。。

近々、三度目の正直はやってくるだろうか。。。

 

南アルプスの山小屋は小屋番さんとの会話が楽しいです。

また赤石避難小屋の小屋番さんに会いに行きたいな、と考えています。

 

 長くなりましたが、夏の過去の縦走はここまでです。

2015、2016年は行けなかったなぁ・・・。

 

8月ぐらいに向けて、秋の縦走記録をまとめて行こうかな。

 

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夏の縦走 in 2014 - 北アの旅(裏銀座から表銀座へ)

 2014年は海の日連休と8月の夏休みの2回縦走に行きました。

今回は前半の海の日連休縦走の記録です。

 

七倉から三代急登のひとつ ブナ立尾根を経て稜線にあがり、

静かな裏銀座コースで槍ヶ岳を目指し、 

槍ヶ岳からは喜作新道、表銀座と徐々に登山者で賑わう山の都会!?に向かう

というコースで縦走しました。

 

実は槍ヶ岳から西岳に向かう途中、ザレ場で転倒し、登山道から10m程滑落してしまいました。

自分で処置もしましたが、たまたま夏山巡回をされていた山岳警備隊の方がやってきて、手当をして頂きました。更にはヒュッテ西岳、大天荘でも処置をして頂くこととなってしまいました。(今でも深く反省しています)

普通の登山道でもちょっとした不注意で事故は簡単に起こりえます。。また事故や自分以外の人にも迷惑がかかります。

鎖場や崖でなくとも、気を抜かず、注意して歩かないとダメですね。

 

1日目:4:10七倉 ~ 6:00裏銀座登山口 ~ 9:25烏帽子小屋 ~ 10:10烏帽子岳 ~ 烏帽子小屋(ランチ)11:25 ~ 14:20野口五郎小屋(小屋泊)

2日目:2:45野口五郎小屋 ~ 3:00野口五郎岳 ~ (ガスのため明るくなるのを待つ30分停滞) ~ 5:25東沢乗越 ~ 6:15水晶小屋 ~ 7:00水晶岳 ~ 7:40水晶小屋 ~ 8:10ワリモ北分岐 ~ 8:30ワリモ岳 ~ 9:00鷲羽岳9:20 ~ 10:10三俣山荘(ランチ)11:00 ~ 11:55三俣蓮華岳 ~ <巻き道> ~ 14:00双六小屋

3日目:2:20双六小屋 ~ 2:55樅沢岳 ~ 3:40硫黄乗越 ~ 4:30左俣乗越 ~ 6:05千丈乗越 ~ 7:15槍ヶ岳山荘 ~ 7:45槍ヶ岳 ~ 8:25槍ヶ岳分岐 ~ 9:05ヒュッテ大槍 ~ 10:40水俣乗越-<ザレ場で転倒・処置> ~ ヒュッテ西岳(傷の手当)12:50 ~ 13:35赤岩岳分岐 ~ 14:55大天井ヒュッテ15:10 ~ 16:10大天荘

4日目:5:40大天荘 ~ 7:05大下りの頭 ~ 8:00燕山荘 ~ 9:10燕岳 ~ 11:40中房温泉

 

 

さて、ここからは縦走の思い出の景色の紹介です。

七倉からヘッドランプをつけて高瀬ダムまで歩き、急登ではあるものの、非常によく整備されて歩きやすいブナ立尾根を朝からもくもくと登っていきます。

 

烏帽子小屋まで出たら、楽しい稜線歩きが始まります♪

左のとんがりが烏帽子岳です。右側は四十八池。ここは絵になる庭園ですね。

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烏帽子小屋から少し歩くと、砂地にコマクサがたくさん咲いています。

白いコマクサも咲いていました。

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烏帽子小屋に荷物を置いて、烏帽子岳まで散歩に行って、お昼休憩したら野口五郎小屋に向かいます。

野口五郎小屋まではさえぎるものがない稜線歩きになります。

ちょうどこの日は雷が鳴っていて、雨も降りだし・・・悪天候の日は怖いですね。急いで小屋に向かって歩いたのを覚えています。

 

ちなみに烏帽子側から歩いていくと、野口五郎小屋直前2分ぐらいまで、本当に小屋の姿が見えないです。

「本当に小屋があるのかな??」と思ってしまうほどに、見えないです。

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2日目、水晶小屋に向かって尾根を進みます。

野口五郎岳からしばらくは「ごろう」→「ごーろ」の名前の通り、ゴーロ(大きな岩)だらけです。

鷲羽、水晶、赤牛とつながる稜線を眺めながら歩きたいなぁ、、、と思って裏銀座コースを歩いてきましたが、稜線は見事にガスかぶっていた(><)

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水晶小屋に荷物を置いて、水晶岳へ

途中ガスが晴れて水晶岳の姿を見ることができました。

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シコタンソウをみつけました。花びらに赤と黄色のドットがあります。

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水晶岳の次は鷲羽岳へ。

あいにくガスってしまい、眺望は楽しめませんでしたが、続々と登山者が登ってきていました。さすが百名山。

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鷲羽岳を降りて、三俣山荘で休憩したら、双六小屋へ。

ライチョウの親子がみたくて、巻き道コースを歩くことにしました。

双六岳の斜面が遺跡みたいで、雰囲気がいいコースです。

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そして念願の雷鳥親子さんに遭遇です!

登山道のど真ん中で、みんなで仲良く砂浴び

雷鳥ママはカメラ目線で撮影にこたえてくれました(笑)

こどもたちはピヨピヨ言いながら雷鳥ママの真似をして砂浴びしていて、とっても可愛らしかったです。

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2日目は双六小屋でテント泊に。

3日目は西鎌尾根から槍ヶ岳を目指します。

海の日連休ごろは、まだ少し登山道にも残雪が残っていると思います。

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2日目に歩いてきた、鷲羽、水晶の方面

西鎌尾根は比較的なだらかで歩きいやすい尾根でした。

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槍ヶ岳山頂です

それでは、裏銀座から表銀座へ!

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ヒュッテ大槍までの道は、少々切り立ったところを歩くので、緊張します。

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向かいの稜線に西岳とヒュッテがあります。

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この後、白いザレ場のところで滑落して、運悪く額と顎、左肩、左太ももを切る。

以降、帽子を深ーくかぶり、なるべく人目につかないようにひっそりと歩きました。

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計画ではヒュッテ西岳でテント泊でしたが、小屋番さんに「怪我をすると、翌日痛みや腫れが出てくることが多いから、歩けるうちになるべく歩いたほうがいい」と言われて、大天荘を目指すことにしました。

(下山は中房温泉の予定でした。一番早く標高を下げる方法は、来た道を戻り上高地に降りるコースでしたが、さすがに滑落したばかりのコースを戻る勇気は起きませんでした。)

 

ちなみにヒュッテ西岳にはハーゲンダッツのアイスがあるとのことで、これを楽しみに歩いてきました。

怪我はしてしまいましたが、アイスはしっかり食べて、頭を冷やしてから次の大天荘を目指すことにしました。

 

西岳まではハシゴやザレがある登山道でしたが、ヒュッテ西岳から大天井ヒュッテまでの喜作新道はなだらかなコースに。

怪我をしていたので、歩きやすい道になり少々ほっとしました。

 

途中、大天荘で停泊して、登山者の様子を写真に収めているという、カメラマンの方に出会いました。

怪我した人が出てきてびっくりしていましたが、「ボロボロだけど山を楽しんでいるのがわかる!」ということで、何枚か写真を撮っていただきました。

 

ふつうにボロボロじゃないときに撮ってもらいたいものです~。とほほ。。

 

喜作新道を歩いていき、大天井ヒュッテで大休止してから、超低速へろへろモードで大天荘へ登りました。

大天荘のテント場。お花畑のある所にテントを張ることができました。

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テント設営後、小屋番の方に、玄関先で入念に消毒をしていただきました。

他の宿泊客の方々の「うわぁ。。」という表情に「夏山を楽しみにきたのに、良くないものをお見せてしまいスミマセン」と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

4日目。朝焼けの槍ヶ岳を眺めてから下山。

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燕山荘に向かう途中の斜面。一面のコマクサ!!

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この縦走の最後のピーク、北アの女王 燕岳に向かいます。

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ごきげんそうなイルカ岩と槍ヶ岳

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歩いてきた裏銀座の山々

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中房温泉への下りは、絶対に転倒しないようにと慎重に、慎重に下りました。

下山後、中房温泉でお風呂に入ってリフレッシュしてから帰還しました。

 

おまけ:

高速バス待ちの間、穂高神社に立ち寄り、厄除けのお守りを入手しました

神社には美しいニワトリがお散歩していて、ちょっとびっくり

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多くの反省とともにロングコースを楽しんだ、銀座めぐりの夏でした。

 

 

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夏の縦走 in 2013 - 北アの旅(室堂から新穂高を目指す)

夏休みの縦走記録 その2です。

登山を始めて2回目の夏。2013年はコバイケイソウの当たり年となりました!

コバイケイソウは3~4年サイクルで当たり年のようなのですが、「静かな縦走路で”コバイケイソウの海”が見てみたいなぁ」と思い、この縦走コースにしました。

また、五色ヶ原や2012年の北ア縦走では未踏となってしまった薬師岳に行くことも一つの目的でした。

 

あまり天気が良くなかったため、どことなく、どよーんと暗い写真ばかりでスミマセン・・・な夏山縦走の記録です (T_T)

 

このルートは、浄土山への登りから三俣蓮華付近までは比較的人が少ないと思われます。

静かな山歩きが好きな方にはオススメです。特に太郎平から北ノ俣岳へのなだらかな尾根歩きは爽快感がありました♪

また、2泊3日で歩いていますが、じわじわとアップダウンが続く要素もあり、なかなか体力を消耗しました。五色ヶ原、薬師峠 or 太郎平、もう1泊の3泊のほうが安心ですね。

 

 

1日目 7:15室堂 ~ 8:50鬼岳東面 ~ 9:25獅子岳 ~ 10:40五色ヶ原(ランチ休憩)11:20 ~ 15:35スゴ乗越山荘(小屋泊)

2日目 2:45スゴ乗越 ~ 3:45間山 ~ 5:25北薬師岳 ~ 6:25薬師岳 ~  8:25太郎平小屋8:45 ~ 10:25北ノ俣岳 ~ 11:15赤木岳(ランチ休憩) ~ 14:25黒部五郎岳 ~ 16:20黒部五郎小舎(テント泊)

3日目 2:30黒部五郎小舎 ~ 4:50三俣蓮華岳 ~ 13:00新穂高

 

 

さて、まず1日目のスタートは室堂バスターミナル

竹橋からの毎日あるぺん号で、東京から室堂直通のバスがでています。

運賃はそれなりのお値段ですが、扇沢からいろいろ乗り継ぎの手間がなくなると思えば、十分にリーズナブルな価格だなと思っています。

 

ガスの向こうにたくさんの登山客。さすが観光地。

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室堂から少し石畳の道をあるいたら、浄土山への登りへ。

途中、岩ごろごろのところを両手を使って登っていくようなところもありました。

 

鬼岳のトラバースは雪切りされていたので、軽アイゼンは使用せず。

ツボ足ストックで通過できました。感謝です。

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室堂からは、いたるところでコバイケイソウがいっぱい咲いていました

当たり年はすごいですね!いたるところで一斉に咲くんだもの。

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五色ヶ原山荘。後立山連峰を歩いていると、向かいの立山の稜線に続く台地にこの小屋が見えますね。

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ハイマツの中にスゴの頭がありますが、特に道標はなかった記憶です。

ちいさくスゴ乗越山荘が見えています。その向こうの山は北薬師あたりだろうか?

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計画ではスゴ乗越山荘はテント泊にするつもりでしたが、小屋直前で雨が降り出したため、小屋泊に変更としました。

2日目に備えて、装備を乾かして、布団でゆっくり休むことにします。

 

 

2日目、暗いうちにスゴ乗越小屋を出発し、間山まではたんたんと歩けましたが、

間山から北薬師までの間で通り雨に何度も降られ、レインウエアを着たり脱いだりを繰り返す。

何も見えない中、登っても登っても北薬師につかず、ものすごく長く感じました。

ガスの中、ようやくたどり着いた薬師岳。ここからは賑やかでした。

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薬師岳から薬師峠のキャンプ場までは、少し登山道が人でつっかえていた箇所もありました。

 

薬師峠のキャンプ場。

広々としていますがハイシーズンにはテントでいっぱいになるのがすごい。

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太郎平小屋を振り返る

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北ノ俣岳までが長い。そして人が少ない。。

赤木岳からいったん下って、大休止してから黒部五郎岳への最後のジグザグの登り

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前年にカールコースを歩いたときは日の出前だったので、今回は景色を楽しもうと思ってカールコースを歩きましたが・・・結局ガスでなんにも見えず。。

ただ、ガスのなかでもお花畑や水の流れる音など、十分に楽しみながら歩くことができました。

 

2泊目の黒部五郎小舎。小屋の周りには、見事なコバイケイソウの花畑!!

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テント場の周りもコバイケイソウのお花が満開でした。

1日目小屋泊としたため、2泊目はテント泊としました。

 

3日目、朝から雨・・・雨の中のテント撤収。。

黒部五郎小舎から登っていくと広い場所にでるのですが、この場所がガスで登山道がほぼわからない危険な場所でした。スマホの山と高原の地図で場所を確かめながら歩きました。

濃霧の時は要注意です。

 

三俣蓮華からは巻き道で双六小屋を目指すことにします。

歩いていくうちに雨がどんどん本降りになり、登山道が川になりつつありました。

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登山靴とレインウエアは完璧に浸水

寒いので、楽しみにしていた鏡平のかき氷も食べることができず。

「早く温泉に入りたい!」という思いで、一目散に新穂高に向かいました

 

寒いので、わさび平でぷかぷか浮かぶスイカをみても「あー」と思ったぐらいで、心惹かれず。。。

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この縦走では、コバイケイソウをはじめ、高山植物や雷鳥さんなど足元の光景を楽しみながらあるきましたが、ガスや雨のため、どこまで歩いても景色はほぼゼロでした。

 

また青空の元、今度は周りの山々や空を見ながら歩いてみたいな。と思っています。

今年はコバイケイソウの花は咲くのかなぁ。。

 

 

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夏の縦走 in 2012 - 北アの旅(三俣・鷲羽・水晶・赤牛・高天原・雲ノ平・黒部五郎・双六)

もうすぐ海の日連休です

毎年「晴れてくれー」と願いながら、夏の縦走を計画するのが楽しみです。

 

山を初めて約5年。正直あまりしっかりと覚えてないルートもありますが、当時いろいろ参考記録を調べるのに苦労しました。

すでに計画済みの方にも、これから検討される方にも、ちょっとでも情報になれば。

と思い、いくつか記録を書こうと思います。

 

自分でまた同じコースを行く場合の参考にもなりますからね (^^)

 

さて、タイトルに行った場所を列挙してみたら、すごい長くなりました。

どうしてこうなったのか?

 

夏山JOYを読み、行ってみたいと思った場所を一気に歩く計画にしたのです。

8月の後半、4泊5日で歩きました。コースと時間は以下でした。

 

1日目:6:15 新穂高バスターミナル ~ 10:55 鏡平山荘(お昼) ~ 13:25 双六小屋 ~ 16:10 三俣山荘(テント泊)

2日目:3:10 三俣山荘(テントはデポ*) ~ 4:15 鷲羽岳 ~ 5:45 水晶小屋 ~ 6:40 水晶岳 ~ 7:35 温泉沢ノ頭(さらに荷物デポ) ~ 9:20 赤牛岳 ~ 11:15 温泉沢ノ頭 11:55 ~ 14:05 高天原温泉 (温泉 & 夢ノ平・竜晶池散策) 15:25 ~ 15:45 高天原山荘(泊)

3日目:3:00 高天原山荘 ~ 5:35 雲ノ平山荘 (朝ごはん) ~ 7:45 黒部源流 ~ 8:40 三俣山荘(テント回収&2泊目分の支払い)9:35 ~ 11:45 黒部五郎小舎(テント泊)

4日目:3:05 黒部五郎小舎(サブザックで黒部五郎岳へ)~ 4:55 黒部五郎岳 5:20 ~ 6:55 黒部五郎小舎(テント撤収) 7:45 ~ 9:45 三俣蓮華岳 ~ 11:25 双六岳 (のんびり)~ 12:35 双六小屋(テント泊)

5日目:5:05 双六小屋 ~ 10:50 新穂高バスターミナル

 

*三俣小屋にテントを置かせていただきましたが、事前にコース計画とともに小屋に説明して了承を得てからにしています。

*小屋泊にした高天原山荘は事前に電話予約をしてからお伺いしています。

 

 

双六小屋と鷲羽岳。

テントと食料を背負って、暑くてしんどい小池新道を歩くのは、かなりしんどかった記憶ですが、目の前にこの景色が広がった瞬間の驚きといったら・・・

 

双六小屋から見る姿はまさに鷲が羽を広げたような姿でした。

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雷鳥親子の横断を見守る。双六~三俣の巻き道では雷鳥さんがよく見かけられているようです。

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白く皇后しい。ピラミッド型の鷲羽岳

1日目はへろへろ、とぼとぼ状態で三俣山荘になんとか到着(;_;)

 

赤牛を目標にしていた2日目・・・真っ暗な3時にオリオン座を眺めながら登りました・・・

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赤牛岳へとつながる・・・牛の背通り?

比較的ながらかではありますが、アップダウンが続き、いつまでたっても山頂につかないので、晴れていてもここは結構つらかった思い出が。

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一番行ってみたかった、赤牛岳からの景色。

いろいろデポの末ではあるものの、がんばった。

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赤牛のご褒美は高天原温泉♪

しかし温泉沢ノ頭からのザレザレの恐怖の下り、ジャングルみたいな樹林帯、さらに河原にぽんっ!と出た瞬間「右!?左!?次どっち!?!?」みたいな混乱。。なかなか苦労しました。

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湯冷ましのお散歩は、竜晶池。水晶岳方面。

ここはクマが出るようなので、クマ鈴など対策はお忘れなく。

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3日目、また暗いうちから高天原山荘を出発し、雲ノ平へ。

(高天原周辺はクマがでそうな雰囲気なので、暗いうちに歩くのはおすすめしません。。。)

山奥に非常に良く整備された場所があることに驚きました。

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黒部五郎岳。あの山からの朝日を見れるかな?

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日本平より槍・穂高

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ウサギギクと蝶

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雲ノ平の不思議な大地と夏の空

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メルヘンな黒部五郎小舎

広々としたテント場と、滾々と出ている水場。

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4日目、また星空の元、黒部五郎カールの中を水の流れる音を聞きながら歩いて山頂へ

風の強い山頂でゴーロに隠れながら日の出を待ち、鷲羽・水晶のほうからのご来光を拝む

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黒部五郎から稜線コースを下る。遺跡みたいだな、って思いました。

 

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小屋でテント回収して、三俣蓮華に上り返して、さらに双六岳への登り

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双六岳より、雑誌でよく見るあの光景

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なぜか5日目の写真がないのですが・・・夏の高山植物を楽しみながら新穂高に下山しました。

 

稜線歩きの多いロングルートで、気象条件によっては厳しい状態になることもあると思います。

山小屋、テント場、水場(特に黒部源流の水が、キンキンに冷えていて美味しかった!)は充実してますね。さすが北アルプスです。

 

高天原へのアクセスですが、温泉沢ノ頭のコースは登りで使う方が多いと思います。下りはザレ場に足を取られて滑落しないように注意が必要です。

また、薬師沢小屋からのコースで滑落して怪我をされている方に会いました。ハシゴが連続する箇所は慎重に歩かないと危険ですね。

 

あとは、水晶岳山頂付近は、ちょっとコースがわかりにくかったかな。

 

このころはまだ山を始めたばかりで、荷物の軽量化も考えずに体力勝負みたいな歩き方でした。改めて写真を見返すと懐かしいなぁ。。

 

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2017/6/24 キタダケソウを見に北岳へ

この週末から北岳のメジャーな登山口、広河原へのバスが開通となりました。

ちょうどキタダケソウの満開タイミングになりそうだったので、甲府行きのバスとホテルを予約して北岳にいってきました。

 

愛用のミラーレスカメラが電源入らなくなって故障してしまい、カメラからPCに写真をexportできず。 。 

今回は僅かばかりのスマホで撮ったキタダケソウの写真のみです(><)

 (7/3 SDカードからexportできたので写真Up!)

 

大樺沢は残雪たっぷりの雪渓歩きでした。風が冷たくて気持ちよかったです。

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葉っぱがパセリみたいなのがキタダケソウ

(行き交う人々の合言葉みたいになってますね)

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南側斜面はキタダケソウのお花畑!!

こんなにたくさん咲いているとは!

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こちらは間違えやすいハクサンイチゲ

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稜線はオヤマノエンドウ、キンバイ、キバナシャクナゲがカラフルに咲いていて、まさに花の楽園でした(*^^*)

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北岳から肩の小屋の下りだし

西側から雲がどんどん沸き上がっていました

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今回、北岳肩の小屋にて、冬の権現でお会いした方とバッタリ再会! 

何度も会う人には、なぜか度々会うので山の一期一会はホントに不思議です。

 

北岳肩の小屋のテント場は紫と黄色のお花がいっぱい♪

3000mの過酷な環境の稜線にいることを忘れてしまう・・・

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 稜線にあがる手前のみ雪渓がありますが、登山者が多くステップがしっかり切られている日はツボ足で大丈夫かなと思います。

大樺沢コースを利用しない場合も、念のため軽アイゼンは携行したほうがいいですね。

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御池手前。木々のコントラストがきれい。

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Access information

甲府駅のバスターミナルはリニューアル工事できれいになっていました。まだ工事は未完了みたいです。。

夜叉神・広河原行きのバスは1番線乗り場(駅を背にロータリー右端)からで、協力金込みで広河原まで片道2,050円、約2時間です。

料金前払いでバス下車時にチケットの青色部分のみ係員さんに返却となります。無くさないように気をつけましょう。

なお、4時前にバス停に行きましたが、すでに登山者が10名ほど並んでいました。さすが北岳!

 

Course information & Track record

 大樺沢コースの残雪が出てくるのは二俣手前からです。

雪渓は二俣から急斜面になり、ハシゴラッシュが始まるところまで続きます。八本歯のコルへ向かう場合は、アイゼンが必要でした。(ピッケルは滑落防止用に)

ハシゴラッシュからは通行に支障があるような残雪状況ではありませんでした。

 

キタダケソウは北岳山荘に向かうトラバース道に入って数分歩くと群落に出会えます。

また、北岳山頂に向かう途中でも見ることができます。

ハクサンイチゲと似ていますが、「葉っぱがパセリみたいな白い花」という見分け方だそうです(出会う人が口々に言ってます(笑))

arr. dep. brk.  
- 6:35  - 広河原
8:17 8:21 0:04 二俣
9:47 9:53 0:06 八本歯のコル
10:10 10:13 0:03 北岳山荘トラバース分岐
10:13 10:37 0:24 キタダケソウ鑑賞♪
11:06 11:12 0:06 北岳
11:36 12:12 0:36 北岳肩の小屋(ランチ)
13:20 13:34 0:14 白根御池小屋
14:46 -  - 広河原
  8:11 1:33  (total)