山で過ごす時間

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2023/9/17-9/18 雨飾山・火打山・妙高山(3日目:高谷池ヒュッテから妙高山を経て燕温泉へ)

すっかり年末になってしまいました(汗)
12月までバタバタしていてブログが手につかずでした。
だいぶ前の記録となりますが、最終日の記録です。
(年末に塩見岳に行ってきたので、この勢いで書こうと思います。)


こちらの記事の続きです。最終日は妙高山に登って、燕温泉に降ります。
午前中には下山できる予定のため、黄金の湯と、温泉宿の日帰り入浴どちらも利用できそうで楽しみでした。

 

 

 

高谷池ヒュッテを出発し、黒沢池ヒュッテへ

前日夕方の降雨で、泥まみれになったテントをまとめて、途中の茶臼山あたりで明るくなるのを期待して出発します。
空は星が見えていましたが、歩きだすとガスっていました。
妙高山から歩いてきた稜線を見ることができるといいなぁ・・・と思いつつ、岩がごろごろしている樹林帯を抜けて、土の道を進んでいきます。

朝早い時間帯から行動している登山者さんも多く、茶臼山あたりでご来光を・・・という方もいたように思います。
ガスで何もみえなかった茶臼山を通過し、少し下っていくとプラネタリウムのような形をした黒沢池ヒュッテが見えてきます。

高層湿原の広がる黒沢池ヒュッテ

黒沢池ヒュッテから妙高山

出発準備の登山者さんたちが集まる黒沢池ヒュッテ前の広場にて、少し荷物を整えてから、大倉乗越への登りに取りつきます。

淡々と登って進み、たどり着いた大倉乗越からは、少し雲がかかる妙高山を見ることができました。
ここから見る妙高山のフォルム、いいなぁと思います。

大倉乗越からみえる妙高山

大倉乗越からは一気に下って、クサリや少し岩場が出てくる急斜面のトラバース道に入ります。
ずっとフラットな道ではなくアップダウンもありますね。

黒沢池分岐までのトラバース道


樹林帯に入り、水場を過ぎてしばらく進むと妙高山への登りに取りつく分岐となります。
ちょっとした広場になっていて、妙高山への登り前に一息つくのに良さそうです。
ここから山頂近くまでは、延々と樹林帯の急な登りが続きます。。。

山頂が近づくと、空が明るくなり岩場が見えてきて、最後は低木の尾根を抜けて広い山頂に出ます。
山頂は雲の上で、青空が広がっていました。

いいお天気の妙高山

 

岩場の展望がいいところで、家から持ってきたジュースとパンを食べながら、日本海と歩いてきた道を振り返ることとします。

縦走してきたなぁ・・・。雨飾キャンプ場を出て、火打山までは4人しか会わなかったですが、火打山からは賑やかな山域でした。

歩いてきた金山・焼山・火打山

妙高山から燕温泉

妙高山の山頂は、大きな岩が立ち並ぶ気持ちの良い庭園のようになっています。
もう下山かあ。。と名残惜しい気持ちもありますが、降ります。

山頂からの下山路(右手側)

下山路では、燕温泉から登りの登山者に多く出会いました。日帰り登山の方も多そうです。
途中、地図にも書いてあるクサリ場がありますが、地面の岩が階段状にカットされているため、歩きやすくなっていました(急ではあるので慎重に。。)。

クサリ場



樹林帯に入り、もくもくと下っていくと天狗堂の広場に出て、そこからは北地獄谷方面に進みます。


沢に出てからは、対岸を何度か行き来しつつ、土の急斜面を慎重に通過し、称明滝・光明滝あたりからは舗装道になります。

沢沿いの道

称明滝

舗装道に出てから燕温泉までは、まだしばらく距離があります。

下山しているうちにすっかり雲の下に入りました。

沢沿いの道で、ダイモンジソウがいたるところに咲いていて、秋を感じながら歩いていました。

 

舗装道歩きを抜けて、燕温泉に到着です。

燕温泉に無事下山

ここから黄金の湯までは舗装道路の登り返しとなります。
温泉街の日帰り入浴は11時からとのことだったので、のんびりお湯につかり、お土産屋さんで買い物をして、日帰り入浴につかってから、関山へのバスで帰還としました。

 

雨飾山から火打山までの縦走路は、水場が少なく、刈り払いされていないと少し藪漕ぎになると思いますが、静かな山歩きを満喫できるルートかなと思います。

ロングコースで大変なところもありますが、また歩きたいなぁと思うルートの一つです。