以前テント泊でこの積雪期限定の上越のルートを歩いたことがあります。
その際は、土樽駅からタカマタギの先でテント泊、翌日は平標山にぬけて元橋に下山しました。
今回、降雪直後でかなり苦戦することはなんとなく予測できていましたが、日曜日の天気予報があまりよくなかったため、日帰りで行けるところまで行こうという計画のもと、再び土樽に向かいました。
それにしても誰もいないとは思ってなかった。。
ラッセル7時間、下りはあっという間に3時間。全身運動でかなり疲れましたが、充実した雪山山行となりました。
毛渡橋を出て高架線を2箇所くぐり、右手側に進んでいき、分岐をさらに右にしばらく行くと、棒立山~タカマタギ~日白山へとつづく尾根のとりつきに出ます。
(おそらく取り付きは多少降雪があってもトレースが残るのではと思います。この日もありました)
あっという間にトレースは見えなくなり、膝ラッセルに。
なお尾根にはたまにテープがあります。
急傾斜になる箇所も多々あり、そのような場所ではストックで雪を落として、膝で踏み固めて、スノーシューで踏み込む・・・といった苦戦をしていました。
木が水墨画みたい!
青空も垣間見られましたが、またあっという間に小雪・白ーーい景色に。
棒立山まで7時間もかかったのと、もはや何も見えないのでタカマタギはあきらめる。
この雪庇の稜線の先にタカマタギがあります。。。見えないけど。
降りてきた棒立山を振り返る
帰りには日帰りの2-3名のトレースが途中までついていました。
標高が低いところから晴れてきました。
遠くに真っ白な上越国境稜線が見えています。晴れている日にまた歩きたいなぁ。
送電線までくれば、林道合流点まであと少し。
レトロな高架線をくぐります。毛渡橋(けとばし と読むらしい)から高架線を2つ抜けます。
このルートは晴れていれば谷川連峰や上越国境稜線を眺めながらあるける素晴らしい稜線です。近いうちにまた来ようと思います。
注意箇所
- GPSですが、高架線をくぐったあと間違えて平標新道のほうに進んでしまっています。
- 降雪直後はよく見えないのですが、棒立山、タカマタギといったピークの直下は大きなクラックが入っていることが多いです。要注意。
- 雪は水分が多くだいぶ重かったです。スノーシューが非常に有効です。
ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックお願いします。