梅雨入り前の土日、お世話になっている近所の登山隊 kaito隊の東北遠征でした
コースは朝日鉱泉から鳥原山コースで大朝日小屋、翌日は大朝日岳山頂を経て中ツル尾根で下山です
水場が豊富で春の高山植物を楽しみながら歩けるコースでしたが、ブユがすごいので虫よけ・虫刺され対策はしっかりと行う必要があります
(私は10箇所近くかまれて、3日ぐらい腫れが続き、かゆみは1週間ほど続きました。。
跡はなかなか消えないです。。。)
自宅に0時に迎えに来ていただいて、登山口についたのは7時ごろでした
運転頂いた方々には感謝です。。
朝日鉱泉~鳥原山湿原(小屋で休憩)
望遠レンズで撮った1枚
新緑の登山道を行きます
途中の弘法の水、金山沢の水場で冷たくておいしい水を補給できます
鳥原山の湿原は、まさに楽園でした
癒しのタムシバの小道
鳥井の先にある鳥原小屋は広々としてきれいな小屋でした
水場は小屋の近くの小川で、案内板が出ています
トイレが水洗式でびっくりです
鳥原山~小朝日岳
鳥原山への登り途中
このあたりからブユの襲撃がひどくなってきたので、虫ネットをかぶりました
(手袋をはずした一瞬で手首や腕を何か所もかまれてしまいました。。)
小屋のある湿原を振り返ります
しばらく雪渓の登りでしたが、傾斜は緩くアイゼンは出さずに登りました
鳥原山を越えて、小朝日岳へ
途中、傾斜のきついトラバースがあり、アイゼンとピッケルを出しました
稜線がちらほら白いのは雪のようにも見えますが、タムシバの群落です
この旅では初めて見るタムシバの群落に感動しっぱなしでした!
道端にはカタクリが咲いています
ショウジョウバカマの濃いピンク色も可愛らしいですね
小朝日岳で少々休憩
ブユがひどくて写真を撮ろうとすると、何か黒いものが映り込んでしまうことがしばしばでした・・・
小朝日岳~大朝日小屋
小朝日岳からは激下りです
これでもか!?というほどに下って振り返れば、岸壁が美しい小朝日岳を楽しむことができます
昨年来たときに、帰りのタクシーの運転手さんに、ここは秋は紅葉の名所と聞きました
小朝日からの上り返しを経たら、ようやく稜線歩きとなります
稜線の肩に見えている小屋を目指します
雪渓の坂はアイゼンを出しました
※銀玉水の水場は雪渓の下で、この時点ではまだ水場汲めませんでした
小屋手前でウスユキソウを発見
大朝日小屋は小屋番さんが入っていました
受付(1500円/人)をして、2階のスペースを小屋の方に調整いただき、寝るスペースを確保したら食事道具を持って外へ。
まだ元気があったので、夕食前に山頂まで行ってみることにしました
昨年ここに来たときはガスで何も見えなかったのですが、今回は以東岳から大朝日までの山々、祝瓶までつながる稜線も見ることができました
西朝日岳の左肩に日が沈みました
小屋の方が「袖朝日」と言っていました
夏道はなく、雪伝いで行くことはあるピークだそうです
2日目 大朝日岳へ
小屋前で日の出を迎えます
水田に朝日が反射して光っています
小屋前の鐘
また晴れた日に朝日連峰を縦走したいです
鳥海山の向こうに月山が浮かんでいます
大朝日岳山頂(2回目)
大きな大きな飯豊連峰です。まるでアルプスのように見えます。
名残惜しいですが、関東まで帰らないといけないので、360度の景色を楽しんだら下山しましょう。
中ツル尾根で下山
中ツル尾根、大朝日岳から下山開始してしばらく尾根を下っていくと、ハクサンイチゲが咲き始めていました
花びらの枚数が多い株が多いような。。
下山途中の雪渓で朝ごはん休憩
中ツル尾根は沢沿いの道に降りてからもアップダウンが続きます
沢沿いに降りたら水場はたくさんあるので、その点は安心です
吊橋を3つ越え、薄いピンクのウツギの花を眺めたりしながら、最後は朝日鉱泉への登り・・・
沢沿いの道に降りてから、車のカギを受け取って一足先に下山したので、
片付けをして車の換気をしたりして・・・朝日鉱泉のベンチでのんびり皆さんの下山を待ちました
※朝日鉱泉の方は外出中で小屋の中に入ることはできませんでした
下山後のお風呂とご飯
下山後は「リンゴ温泉」でお風呂とご飯
湯舟にリンゴがぷかぷか浮いてますよ!
冷やしリンゴ麺、さっぱりしていて美味しかったです♪
東北からの長い帰り道は、渋滞回避のためとちぎICで高速離脱して一般道で帰還
(運転に感謝です)
関東からはそう簡単にいくことができない東北の山ですが、春のお花が満開の大朝日岳は最高でした!
また来れたらいいなぁ、と思います。
ヤマレコ の記録(ちょっと写真が多めです…)
大朝日岳(朝日鉱泉から周回) - 2018年06月02日 [登山・山行記録] - ヤマレコ