※少し前の記録です
正月明けの三連休を利用し、美し森駐車場より県界尾根で赤岳を越え、キレットを下り権現岳を目指し、ツルネ東稜を降りるという計画でしたが、南岸低気圧の接近に伴い、予定を切り上げ赤岳アタックのみで下山した記録です。
美し森駐車場から登山道とりつきまでは、ほぼ雪はなし。
登山道とりつきから小天狗まで300mほど上りになります。ほぼ雪なしでしたが、凍結がでてきたためチェーンスパイク・アイゼンを付けます。
小天狗の先の広場
ここからながめる赤岳は何度見ても感動!
赤岳の手前の緑のピークが大天狗です。今日は大天狗の先にテントを張ります。
小天狗から雪が増えてきます。
大天狗の先に幕営適地があります。詰めれば4-5張りは入るかな、と。
夜は天望荘の明かりが煌々と輝いているのが見え「都会だなぁ」なんて思ってしまいました。
天気がよく時間も十分にあるので、テントを張り荷物をデポして赤岳まで偵察に行くことにします。
途中からトレースが出てきました。左側の樹林帯から突然でてきたトレースで、バリエーションルートから来たのかな?という様子でした。
しっかりと踏み方ためられており、感謝です。
この先上りつめたところで、夏道では鎖場のトラバース・最後にハシゴとなっている箇所に出ます。
最初のトラバースです。鎖は埋もれています。
トラバース後の登り。ここはステップ切れたとしても重装備で上るのはかなり厳しそうだ…。
登りあげた先のハシゴが少しでていましたが、そこから先の鎖は全部埋もれています。
登りの途中で赤岳の岩峰を背景に1枚
赤岳頂上山荘。冬は休業中です。
長いトラバース。ここは神経を使います。
新雪ふわふわ雪のときは滑落のリスクがかなり高まる場所です。
赤岳山頂へ。もう夕方の日差し。
この日は北アルプスオールスターズ一望のいいお天気でした。
赤岳山頂より阿弥陀岳
山頂からの下りは念のためアンザイレンで下山。頂上山荘から、かなり長いことクライムダウン姿勢で降りました。
テント場に戻るころには、暗くなってしまいましたが、この日の夜はそんなに冷え込まず熟睡。
翌日、一応赤岳を目指しましたが、雲が早々に降りてきてしまったのと、メンバーの体力も考え、最初のハシゴの先でそうそうに下山。。。
1日目のうちに赤岳に行っておいて正解でした。
県界尾根は単独で登っている方が結構いますね。私はこの時期はロープなしでは怖いから無理かな。。
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