白馬三山・不帰ノ嶮 縦走2日目
1日目の記録はこちら
雨がテントに当たる音を聞きながら、夜を過ごし。2日目へ。
3時半前から周りのテントから音が聞こえはじめ、私も起床。。。
この日はシングルウォールのテントを持って行っていました。
シングルウォールテントで過ごす場合、朝目覚めたらまずカッパを着込みます。
理由は、、テントの内側の結露がはげしく、下手に動くと結露が落ちてきて雨のような状態になってしまうためです。。
(もちろん荷物はすべてビニール袋の中)
朝起きて、15分ぐらいはずっと結露を拭き拭き。。
一通り片付け、朝ごはんは自炊室でいただきます
(天狗山荘はテント泊の人も使える自炊室があるので便利!)
そして、5時すぎに天狗山荘出発!
しばらくはこんななだらかな平地を歩いていきます。素敵な場所です。
朝は天気がよく、後ろの白馬鑓ヶ岳もきれいにみえています。
向かう先の不帰ノ嶮、唐松岳(見えない)、その先の五竜・・・鹿島槍があるはずです。
大天狗の頭までなだらかな平原を歩き、ここからは一気に岩稜帯歩きになります。
雲がかかっていてよく見えないですが、いっきに500m 鎖場・ザレ場を下り、そこから上り返しです。
ストックだしている場合はここでしまいます。
下ってきた天狗の大下り
そして、これを上ることになります。
鎖場のつづく岩登りです
慎重に、慎重に。。。
この不帰Ⅱ北峰への上り返しが一番きびしい岩稜帯歩きになります
途中からまたガスに巻かれてしまいましたが、そのおかげで!?
運よくこんな光景に出会うことができました
ブロッケン現象です!よく見ると3重になってます!!!
不帰Ⅱ峰を越えればあとは比較的なだらかな尾根道になります
疲れた足でゆっくりゆっくり歩きながら、唐松岳山頂に到着
唐松山荘付近のコマクサ
山荘で稜線歩きのご褒美をいただいて(コーラとか)、秋の花が咲く八方尾根を下山です
小さなリンドウの花
大好きなマツムシソウ♪
イワショウブ
残念ながら八方池からの白馬三山を見ることは叶いませんでしたが、リフト乗り場につく頃には晴れていいお天気になってました。
涼しい高原の風の中、充実した山旅を振り返りながら下山です。
危険度の高い岩稜帯歩きのある縦走コースでしたが、同行者さんともども無事に歩くことができてよかったです。
下山後は八方の湯に寄り、古民家風のお蕎麦屋さんでお昼ご飯を頂き、帰路につきました。
次はどこに行こうかな。。