1日目、2日目の記録はこちら
朝、テントを撤収して餓鬼岳小屋で朝日を見てから出発とします。
雲が多い天気で、大町方面は雲海が広がっていましたが、火打・妙高や浅間山のてっぺんは顔がでていました。
裏銀座の山々はクリアーに見えてました。
餓鬼岳は以前日帰りで来たことがあるので、なんとなくコースは覚えていました。
途中ザレ場のきわどい下りがあったのを思い出しながら、慎重に下山とします。
歩きやすい百まがりをジグザグ下り、大凪山を経て、ひたすら下って最終水場へ。
最終水場でおいしい水を汲んでリフレッシュ
ここから急な下りはひと段落するものの、桟橋や沢沿いの道が続くので、まだまだ気は抜けません。
魚留ノ滝は河原に降りて、近づいてみることができます。
紅葉ノ滝は・・・木々の遠くでした。
途中でオオシラヒゲソウを発見。沢沿いの道でよく見かけますね。
最終水場から下は河原に降りて、右岸、左岸と移動して歩くところもあり、〇印を追いかけながらとなります。
雨の日は特にハシゴや桟橋でスリップしないように注意…ですね。
最終水場まで4/6, 3/6…という四角いプレートを追いかけながら登山口へ
ベンチとトイレがあるところで靴紐を少し緩めて、ストックをしまい、ここからは車道歩きとなります。
山奥ではあるものの、よく整備されている道路だなぁ・・・と感心しながら、あづみの公園のバス停を目指して歩きます。
アルプスあづみの公園の入口を入って、左手側に歩いていくとインフォメーションセンターとバス停があります。
テント泊の方は信濃常盤まで。
車中で温泉までの乗り継ぎについて、運転手さんとの調整をサポートいただきありがとうございました。
タクシーより時間はかかりますが、200円で大町温泉郷に行く方法を知ってしまったので・・・また静かで渋い北アルプスを楽しみに餓鬼岳に来るだろうなと思います。
おまけ:沢沿いの道で見つけた・・・Suicaのペンギンにどことなく似てる
大町温泉郷からの帰りは穂高神社に寄りたかったため、電車で大町から穂高に移動
途中で雨が降って来てしまいましたが、山を歩いている間に降られなかったのは運が良かったです。
ここ最近、華の北のアルプス街道を山小屋寄り道しながらルンルン気分で歩いていました。
北燕から北のエリアは、「あー、そうだ山ってこういうのだった」と気づかされるような道でした。
久しぶりにいい苦労をしつつ、「先に読売新道と室堂~新穂高歩いて体力(精神力も?)付けてから行ったのは正解だった」と実感です。
唐沢岳・餓鬼岳への道は、静かで達成感のある、充実の縦走路でした!
Course information
- 下りの途中でガレ場があります。滑落・落石を起こさないように注意が必要です。
- また、沢沿いの道に降りてからは桟橋歩きがあります。スリップしないように注意。
- 水場は最終水場までの間にいくつかあり、「*/6」といったマークが付けられています。
※大町市民バス ふれあい号バスについて
- 餓鬼岳の白沢登山口からモトクロスの爆音を聞きながら歩いていくと、黒い柵で囲われた国営あづみの公園の敷地にでます。そのまま車道を進むと公園の入口(門)に出会うので、中に入ります。インフォメーションセンターの案内が出ている方向に歩いていけば、バス停に出ます。(登山口から30分~45分ぐらいだと思います)
- 5番「常盤(清水・西山方面)」コースの10:07 国営公園に乗車
- 信濃大町駅前で下車(200円)。社内で運転手さんに行先を伝え、乗り継ぎチケットを発行頂く。
- 信濃大町駅で4番「高瀬入」コースの11:04発バスに乗り継ぎ、「温泉郷西」で下車(乗り継ぎチケットを渡せばOK)
- そこから10分ほど歩けば「薬師の湯」へ!
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