山で過ごす時間

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2016/1/23-1/24 果てしなきラッセル地獄の蓼科山(大河原付近でテント泊)

※過去の記録をアップしています(2016/11)

天気予報があまり芳しくないなか、それでも歩けそうな場所として蓼科山に向かいました。

新雪ふかふかのラッセルでかなり苦しみましたが、雪山修行としては非常にいいコースでした。

 

1日目は比較的気温が高く、服についた雪が解けてしまうような状態でした

途中まではツボ足でしたが、積雪が20cmぐらいになってきたところでスノーシューにチェンジ

雪がまったくしまっておらず、スノーシューの効果はなんとも。。。でしたが、背負っていると重いですから、はいてしまったほうがいいですね。

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埋もれる。。。地面の笹もでてしまう。

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どこまでいってもノートレース

5mぐらいごとにラッセル交代しながら、必死に峠をめざします。雪に半分うもれてつつ・・・

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大河原峠に到着!ここまで長かったー

峠は風が吹き抜けるため、少し進んだ樹林帯の平地の雪をならして、テントを張りました。

夏だったらあっという間に来れる場所でも、雪の状態によってはコースタイムの2倍はかかります。。きびしい1日目でした。

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翌日、予報通りマイナス20度ぐらいの凍り付く空気のなか出発

少し天候回復?

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当初予定の幕営地だった将軍平

ラッセル疲労でこの将軍平を抜けるだけでもラッセル交代しながら通過・・・

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蓼科山荘で急登前の休憩

気温マイナス20度、寒くて休憩していられない!

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相変わらず真っ白な樹林帯です。スノーシューの踏み抜きが続きます。

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しばらく進むと急登に突入、雪がしまってないので、岩に足がついてしまいます

非常に歩きにくい、、、必死に登るのみです

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景色だけはきれいなんですが、、

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疲労困憊ですが登らないと降りれないので、ほぼ埋もれながら必死に稜線に食らいつく

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丸々二日間ラッセルがつづき、さすがに下山後は食欲がなくなってしまうほどの苦しい山行でした。

人にほとんど会わず、しずかな雪山歩きを楽しめるコースとしてはおすすめです!

 

Track record

1日目 8:12女神茶屋駐車場 - 8:39 竜源橋 - 13:04 天祥寺平 - 15:23 大河原峠 - 15:35 幕営

2日目 6:37 幕営地 - 10:34 蓼科山荘 - 12:52 蓼科山頂ヒュッテ - 12:59 蓼科山 - 15:30 女神茶屋駐車場

Course guide 

  • 女神茶屋駐車場から車道を少しくだっていくと竜源橋という大河原峠への登山道入り口があります。テープなどの目印はわかりやすいです。
  • 大河原峠まで比較的平たんな道が続きますが、天祥寺平付近の平原にでてくると目印がほぼなくなります
  • 大河原峠からの樹林帯はテープの目印もあり、登山道はわかりやすかったです。
  • 蓼科山荘からは急登になります。急斜面ではありますがスノーシューで山頂まで行くことができました。
  • 蓼科山から女神茶屋までは冬でも人が多く入るので、よほどのことがなければトレースが期待できるルートかとは思いますが、長い急坂が続くため転倒しないよう慎重に下る必要があると思います

 

 

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