お盆休み登山 最終日の(主に車道歩き)記録です
前日2日目の記録はこちら
椹島~畑薙ダム~白樺荘
南アルプス南部からの公共交通は、毎日あるぺん号(畑薙~新宿 1日1本)、しずてつジャストライン(畑薙~静岡駅、特定期間以外は1日1本) です
今回は白樺荘からのしずてつジャストラインのバスを利用しました
※バスの予約等については、後程記載します
このコースを歩く人も観光する人も少ないと思うので、道中の様子を記録を残しておこうと思います
途中2時間に1回10分休憩ぐらいのペースで、コースタイム7時間のところ結果的に6時間ぐらいで白樺荘まで歩くことができました。
※沼平ゲートにて指導員の方のご厚意で雨宿り休憩させていただきましたので、下山届も沼平ゲートで提出しました
(下山届は畑薙臨時駐車場、白樺荘に記入スペースがありました
また、朝から雨でしたので、折り畳み傘をさして歩いて帰りました
公共交通機関利用がほとんどなので、急な雨の対策としてこの傘を持ち歩いています
車道や平坦な道歩きでも大活躍です
さて、椹島を5:30ごろ出発
早朝は晴れ間が出ていました。椹島をでてすぐ、赤石岳の展望が望めます。
しかしあっという間に雲が降りてきました
小雨の降る中、赤石ダム湖畔を歩いていきます
晴れていると聖岳が見える場所です
途中で送迎バスの方に「乗る?」と聞かれましたが、まだ足の状態も元気も大丈夫だったので、お礼とともに目的地まで歩く旨を伝えました
そのあとも、井川観光バスの方に「どうしたの?」という感じで話しかけられました
わざわざ椹島から23km歩いて帰る物好きは…あまりいないのでしょうね (^_^;)
中部電力の施設があるところで休憩
写真はありませんが、バスの通る道路と道が分かれるので、安心して休憩できます。
天気はイマイチでしたが、自転車の方は5-6名お見掛けしました
対岸に見えている大きな崩壊地は初日に見た赤崩のようです
歩いていくと所の沢越につながる登山道入口のつり橋
途中のトラバース道が崩壊しているとのころで、このコースは通行止めとなっているようです
吊橋はしっかりしていました
雨でなければ渡ってみたかも?
結構雨が降ってきたので、傘をさして歩いてはいたものの、結構服は濡れました
景色がなかなか変わらず、だんだん足裏も痛くなってきたところで、1日目にあるいていた稜線が近づいてきました
初日に稜線から見えた赤い橋
沼平に近づいて来ました
途中、雨が強くなったりしながらも、畑薙大吊橋を経て、沼平へ
沼平でゲートの係員の方に下山届を出すように声を掛けられたので、「椹島から雨の中歩いてきたので、下山届書きながらここで少し休みたいです」と伝えたところ、軒下に荷物を降ろして少し休憩していっていいよ、とのこと
南アルプス南部は小屋の方も関係の方も皆さん優しいです(^^)
沼平から畑薙第一ダムまで降り、臨時駐車場を過ぎると車とのすれ違いが出てくるので、度々立ち止まりながら白樺荘まで歩きました
ダム見物はできるものの、ただの道路歩きになると、精神的に道が長く、辛く感じます
抹茶色の畑薙ダム
白樺荘にてお風呂に入り、14:35のしずてつジャストラインがくるまでお昼ご飯 & テントを干したりしてしばし休憩
白樺荘~静岡駅(バス)
しずてつジャストラインの「南アルプス登山線」を利用しました(3,100円)
バス停は白樺荘の前にあります
- 荷物(ザック)は荷台に入れることができましたが、入りきらずに席に持ち込んでいらっしゃる方もいました
- 途中、井川駅・横沢・あともう1箇所途中で休憩停車(トイレ・自販機あり)
- 予約はWeb or 電話。電話で予約をしたとき予約番号を控えさせられましたが、乗車時に聞かれることは特にありませんでした(名前のみ)
- カーブの多い山道区間が長く、普通のバス車両で結構揺れます。車に酔いやすい人は酔い止めを持っていったほうが安心と思います。
- Softbank(利用者ですが)スマホの電波が入らない区間が多かったです
静岡駅までは約3時間の長い長いバス旅となります
バスは2台でていて、8~9割は席がうまっていたかな、と思います(予約出来てよかった…)
スマホを見ていたらちょっと酔いそうになったので、景色を眺めながらぼーっとして過ごしました
静岡駅前のお寿司屋さんでご飯を食べてから新幹線で東京にもどりました
このお寿司屋さん(だったと思うのですが)、ネタが新鮮で大きくてすごく美味しかった!!
最終日は登山というよりは、静岡をゆっくり楽しんだ日となりました
今回の山行では計画していたルートを予定通り歩くことはできませんでしたが、静けさと深い緑が楽しめるコースでした。
また天気がいい時期に来れたらいいなと思います。