開山祭で毎日あるぺん号(東京から登山口への夜行バス)が出ているのを見つけて、5月末はツクモグサを見に白馬岳へ行ってきました。
猿倉
開山祭は猿倉で行われたいたようです。
バス到着後すぐに大雪渓に向かってしまったので、開山祭には参加せず。。
白馬尻小屋へ
猿倉を出て林道を歩き、途中林道ショートカットの雪道を通ったりしながら、まずは大雪渓の入口、白馬尻小屋へ
遠くからながめると、だいぶ山肌は出ているようです。やはり雪解けがだいぶ早いのかな。。
大雪渓
白馬尻からはヘルメットをかぶり、雪渓歩きとなります。
しばらくはチェーンスパイクとストックで。
葱平への急登からは12本爪アイゼン、ピッケルに変更。
前日に頂上宿舎付近で大きなイノシシがでたという情報が出ていたので、ちょっと不安はありましたが…テント装備の登山者が結構いたので少し安心。
白馬岳を経て小蓮華山へ
頂上宿舎にテントを張り、荷物をデポしたらツクモグサと雷鳥に会うために白馬岳・小蓮華山に向かいました
白馬岳に登っている人は多数いましたが、小蓮華のほうに歩いている人には会いませんでした。
白馬岳の頂上を過ぎるとツクモグサが出てきます
何度見ても、見つけるたびにワクワクしますね
小蓮華山への途中、三国境から大好きな鉢ヶ岳、雪倉岳、朝日岳方面
きっと鉢ヶ岳、雪倉岳にもツクモグサが咲いていたんだろうな。。
2箇所ほどアイゼン、ピッケルを出したものの、ほぼ夏道通りでした
誰もいない、静かな小蓮華山で暫しのんびり
途中で10羽ほどのお散歩中の雷鳥さんに会いました
かわいい♪
2日目は杓子岳、白馬鑓ヶ岳へ
夜は結構風が強く、テントのフライがバタつく音でなかなか眠れず。。
日の出前にテント撤収して出発しました
頂上山荘を出て、杓子岳に向かっていくと急な雪渓の下りがあり、アイゼン
を出したりしましたが、白馬鑓まではおおむね夏道でした
杓子岳と白馬鑓のコルでペアの雷鳥さん達に会いました
朝のひなたぼっこ中の1枚
今回あるいた小蓮華、白馬岳、杓子岳の稜線
白馬鑓の山頂より、天狗山荘方面の景色です
白馬鑓温泉へ
白馬鑓を越えたら、夏道の道標のあるコルから鑓温泉を目指します
ここからは雪渓歩きです。再びヘルメットかぶり、アイゼンつけて下っていきます。
この日はトレースがたくさんついていました
鑓温泉はテント泊の方で賑やかだったようです
この雪渓も雷鳥さんが飛んでいました!
鑓温泉から小日向のコルを経て猿倉へ
鑓温泉は入浴中の方がいらっしゃったので、写真は撮れず。。
私は足湯だけ楽しんできました
稜線は雪がすくなかったですが、ここから先は結構残雪が多かったです
鑓温泉からは雪道で行きます
いったん雪渓の谷を降り、小日向のコルに向かって上り返しとなります
写真の「沢が出ているので適宜迂回」の左側の木が出ているところは、水芭蕉とリュウキンカの群落があるのでおススメです!
春のお花はいいですね
小日向のコルへの上り返しは、風もなく、虫も飛んでいて結構つらいです。。
小日向のコルで早めのランチを食べ、再び雪渓伝いに下っていきました。
※GPSは夏道から結構外れて下っていっています。下りに下った後、渡渉をして対岸に渡り、少し登り返して藪漕ぎして夏道にでています。
・・・夏道通りに行ったほうが楽かもしれないです。。
猿倉からの林道にでました
ここで電話でタクシーを呼びます
新緑のステンドグラスが美しいです
猿倉から八方までタクシーで移動し、お風呂は八方の湯へ
東京への帰り道は八方から新宿への高速バスを利用しました
ツクモグサの時期の白馬は・・・実はもう3回目になります
この時期はたくさんの雷鳥に会えますし、何よりもツクモグサ探しが楽しいです。
何度来ても面白いなぁと思います
水着をもって鑓温泉でのんびりテント泊・・・
なんだかんだいつも「歩きたい」が優先してしまうのですが、そのうちいつもの近所の登山仲間でのんびり宴会しに来たいものだなあ・・・なんて考えています。