山で過ごす時間

wanna enjoy mountains 🍀🍁🌼🗻

2019/12/28-2020/1/4 パプアニューギニアへ。ウィルヘルム山登頂とゴロカ観光①

久しぶりの投稿です。

ルートラボのサービス終了でGPSログの公開の扱いについて「どうしよう!?」になり、ブログを放置してしまいました。。

その間は・・・8月に北アルプス笠ヶ岳尾瀬ののんびりキャンプに行き、11月に会社登山部で景信山ハイキング・・・と、2019年後半はぜんぜん山に行けていない!

 

そんな中、たまたま届いたアトラストレックさんのメルマガで年末年始のウィルヘルム山登山の山行が催行決定という情報を目にしました。

  • 今年は難易度の高い仕事にチャレンジした(ご褒美が必要 笑)
  • ちょうど会社の年末年始休暇ともぴったり合う!
  • 4年ほど続けてきた英会話の実践になる!!

といったことを考えながら、ツアーへの申し込みをしました。

 

通勤でなるべく歩く時間をとるようにするぐらいしか調整できず、直前のトレーニング状態はダメダメだったと自覚していますが、

頭痛と動悸の高山病とうまく向き合い、なんとか無事に登頂することができました。

今回はその山行の記録です。

あまりメジャーな山ではなさそうなので日本から行く人はかなり少ないかな。。とも思うのですが、事前に自身でweb調査した際に情報が少ないことも気になったので、記録をちゃんと残しておこうと思います。

 

 

ウィルヘルム山の紹介

パプアニューギニアの最高峰で、標高は4,509m。オセアニアの最高峰でもあります。

山頂の360度のパノラマは最高です!

今回のツアーは、深夜便の飛行機と観光・移動含めて、全8日間でした。

 

パプアニューギニアの時差は 東京 +1時間 です。VISAの取得が必要でした。

 

アクセス

山行でのガイド・ポーターのサポート

  • 1人、1名のパーソナルガイドが付きます。英語でコミュニケーションです(市街地のスーパーやホテルでも、問題なく英語が通じます)
  • シュラフや水などはポーターさんが運んでくれます。ポーターさん用に50Lのザックを持っていきました。なお、女性や子どものポーターが多いです!
  • 滑りやすい場所や段差が大きい場所は、ガイドさんが手を差し伸べてくれます。
  • 自分がしんどい時はガイドさんが荷物を持ってくださることも・・・

宿泊地

Bird of Paradiseホテル(ゴロカ)
  • 停電はよくあるがすぐ復旧する、停電の影響でホテルのWiFiが使えないことがたまにある模様
  • お湯がでなかったり、ごみ箱がなかったり、ドライヤーがなかったり、「?」なことは度々あるが、ホテルのスタッフが廊下をよく歩いているので声をかけて謎は解決していく
  • 1Fに8-5時 openのお土産屋さんあり。日本人女性の方がいるのでとっても安心!
登山口のBetty's Lodge (2,765m)
  • 電気が使え、充電もできます。シャワーあり。ベッドで寝ます。
  • 養殖しているニジマスが名物で、小屋にいる人にお願いするとニジマス養殖場に見学に行けます(広い畑と建設中の新しい小屋も見学可)
山頂アタック時のベースキャンプ:ピュンデレイク・ハット(3,440m)
  • 質素な小屋で宿泊した棟は10名でかなりギリギリ、そしてトイレはかなり原始的(屋根のあるブルーシートで囲まれた場所、地面に穴)

その他

  • 治安があまり良くないので、市街地での単独外出はNG
  • 今回は雨季で、午後になると毎日雨・雷という天候でした。市街地でも山小屋でも折り畳み傘必携ですね。
  • 稜線に上がるまで、道中はほぼ田んぼ状態でした。乾季だとまた少し異なるかとは思いますが、長靴が必須アイテムの山です(持っていかず靴は3日目にはだいぶ浸水… (><))
  • 長靴など、下山後不要になった備品はガイドさんやポーターさんに譲ることができるようです。チップを渡す慣習は基本的にないそうです。

 

ここからは旅の記録です。

長くなりそうなので、まずはパプアニューギニア到着の日まで。。

移動と山行と観光の記録①

【1日目 & 2日目】移動日:成田→ポートモレスビー→ゴロカ

実は仕事の出張を除けば、2013年のキナバル登山以来の海外旅行でした!

 

パッキングは出発当日。

・・・スーツケースが閉まらなくて、慌てて大きいサイズのを買いに走りました(汗)

 

準備段階からかなり不安のある中、初めてのツアー山行に参加です。

 

 

かなり狭い飛行機に困惑しながら、成田から蒸し暑いポートモレスビーに到着

空港で両替をし(1~2万円が良さそう。1キナ=30円ぐらい)、車で空港近くのホテルに移動し朝食ビュッフェ

空港に戻り、国内線でゴロカのホテルに移動

往路は特に飛行機が遅れることなく順調に移動できました

 

<国内線への搭乗>

12/28-1/4 Mt. Willherm and Goroka tour in Papua New Guinea

 

<山行前後で宿泊した、ゴロカのBird of Paradise ホテル>

12/28-1/4 Mt. Willherm and Goroka tour in Papua New Guinea

 

ホテル到着後、向かいのスーパーに翌日以降の山行に持っていくペットボトルの水を買い出しへ

パプアニューギニアは治安が良くないので外出時は集団行動です

また、虫対策のため長袖・長ズボン着用です

 

買い出し & 昼食後、グルポカという村に散策に出かけました

村人は自給自足の生活で、ガーデニングや畑仕事をしたり、散歩していたり座っていたりします

散策をしていると、いつのまにか子どもたちが一緒に歩いていました

12/28-1/4 Mt. Willherm and Goroka tour in Papua New Guinea

 

眺めのよい十字架のある小高いところまで散歩 & 洞窟の見学。

こちらは案内の方。

パプアニューギニアの人、だいたい写真撮られるの大好き(笑)

12/28-1/4 Mt. Willherm and Goroka tour in Papua New Guinea

 

モコモコダンスという、ここの村の部族の戦い後に行うダンスを見学

派手な舞踊というよりは、大人しい感じのダンスだった

12/28-1/4 Mt. Willherm and Goroka tour in Papua New Guinea

 

ホテルにもどって夕食までホテル内をぶらぶら

<中庭>

12/28-1/4 Mt. Willherm and Goroka tour in Papua New Guinea

 

翌日からの山行用の荷物整理をして、パプアニューギニアの初日は終了

 

他のツアー参加の方々から、海外の土地名や、名だたる世界の名峰の話が次々に飛び交っていました

国内の一部の山とキナバル山しか知らない私はさっぱり会話についていけず、ショックを受け、そして動揺していました

 

ここ数年は海外登山には行っておらず、また国内でも新しい山域に行くこともなく。

お決まりの公共交通機関(あるぺん号など)で行くことができる、お気に入りの縦走ルートを、繰り返し、繰り返し歩いてきました。

 

パプアニューギニアのガイドブックを読んで予習はしたつもりでしたが、

明らかに海外登山に対しての情報収集や勉強が不十分なまま自分がここに来たことが、身に染みた初日でした。

 

世界は広い

井の中の蛙なんだなぁ〜〜🐸