新宿発着の往復バスツアーを利用して、春の尾瀬を歩いてきました
アヤメ平は天空の楽園ですね〜(*´-`)
水芭蕉は今週末見頃かな。。。
なお至仏山は閉山期間中で入山禁止です
Index
- 登山口までのアクセス
- 下山後の温泉
- 宿泊地
- 苦労したところ
- 鳩待峠〜アヤメ平
- アヤメ平〜富士見峠〜見晴
- 見晴〜尾瀬ヶ原
- 平滑の滝、三条の滝
- 見晴キャンプ場でテント泊
- 見晴から燧ヶ岳(柴安嵓)
- 柴安嵓〜俎嵓
- 俎嵓〜尾瀬沼(長英新道)
- 尾瀬沼〜大清水
登山口までのアクセス
こちらのツアーを利用しました
片道コースはなく往復のみです
横浜、新宿、池袋⇔尾瀬 戸倉、鳩待峠、大清水の運行です
往路の鳩待峠行きは戸倉でバス乗り換えがありました
尾瀬直通バス(バスのみ)プラン|バス・新幹線で行く山小屋宿泊・日帰りツアーはトラベルロード
下山後の温泉
戸倉のバス待合所のすぐそばの「ぷらり館」を利用しました(500円)
http://www.tepco.co.jp/oze/iku/purari/
宿泊地
見晴キャンプ場 800円
燧小屋で受付をします
土の地面でペグ刺さります
苦労したところ
- 日差しがきつかったぁぁぁ。水分塩分補給、帽子、サングラス、日焼け対策を万全に。。。
- 富士見平から見晴への八木沢道 : 長沢新道の利用者が多く、残雪豊富なためルーファイが必要
- 温泉小屋から三条の滝の間、ぬかるみが多い
- 見晴から燧ヶ岳(柴安嵓)。出だし平坦なところ登山道は道が沢みたいになっています。2合目手前から残雪。6合目から急登。
- 柴安嵓から俎嵓との間の鞍部に降りるところが、滑る雪の急斜面
※軽アイゼンとストックで歩きましたが、ピッケルはあった方が良かったです
※燧ヶ岳は尾瀬沼からは沢山の登山者に登られています(雪に慣れていれば、軽アイゼンとストックで大丈夫かなと思いました)
それでは山行の記録です
鳩待峠〜アヤメ平
バスは5時過ぎに鳩待峠に着きました
5:30頃から歩き始め
鳩待峠を出て、すぐ雪道になります
木のテープの目印が豊富で助かります
木々の隙間から至仏山眺めながら、ゆるやかな登り続きます
横田代で展望が広がる
平ヶ岳や南魚沼の山々が見えているようです
残雪たっぷりです
樹林の中にある中原山を越えると、小高い丘の上のアヤメ平が見えてきます
ここは天空の楽園ですね!
風が吹いていて逆さ燧は見れなかったけど、気持ちのいい木道歩きでした(^ ^)
アヤメ平〜富士見峠〜見晴
景色を満喫したら、富士見平に向かいます
営業しなくなった小屋はそのまま残っていますが、トイレは使用禁止になっていました
富士見平から見晴へはトレースもなく、テープもまばら
滑る雪に気をつけながら、時折出ている夏道トラバースを追いかけつつ、
慎重に雪の上を下りました
※八木沢に出会うところあたりまで雪でした
除雪で避けた雪かな?
見晴の雪の高さに驚いた。。
見晴〜尾瀬ヶ原
テント張って、冷たい水でリフレッシュしたら10:30頃、散策へGO‼︎
見晴の近くには座禅草も!
水芭蕉ファミリー、、、なのかな?
咲き始めは小ぶりなのでかわいいです
アクアリウムみたい!
山の鼻でランチ
ツアーで頼んだマイタケ弁当(朝食と書いてあったのですが、お昼の楽しみにとっておいたのです)
マイタケおにぎり美味しい♪
帰りはヨッピ橋のほうに行ってみます
こっちの方が人が少なくて静か
東電小屋で水汲んで、温泉小屋にいきます
東電小屋の先の橋の手前
ここの水芭蕉の群落もステキでした
温泉小屋のある赤田代ではタテヤマリンドウ?を発見
赤田代に佇む温泉小屋
なんとラグジュアリーなテラス!
そして「温泉小屋」という名前も、、、ここに泊まりたい(笑)
平滑の滝、三条の滝
この後、三条の滝に向かいました
結構、滝見の人は多かったです
展望台は冬季閉鎖で入れず、写真も白飛びしていて、、、涙
こちらは手前の平滑ノ滝です
どちらの滝も想像の倍ぐらいのスケールでびっくりでした
見晴キャンプ場でテント泊
ということで、1日目はほぼ散歩してました
見晴キャンプ場に戻り、晩御飯とお風呂(17:40から、500円)に入り、、、
(お風呂上がりは最高においしい)生ビール 800円
生ビールと一眼レフを持って尾瀬ヶ原に散歩に行きました
写真撮っていたら
「おっ、生ビールか」と声を掛けられ。。。
よく見たら、赤石避難小屋の小屋番さん、榎田さんとちえこさんでしたw
びっくり & なんだか嬉しい( •̀ .̫ •́ )✧
そんなこんなで1日目終了
見晴から燧ヶ岳(柴安嵓)
前日の情報でトレースは期待できないと分かったので、引き返す基準を決めて4時前に出発
登山道に入ってしばらくは、雪解け水で沢になった緩やかな登りを、たまに笹をかき分けながら延々と進みます。。。
見晴新道は雪溶けてから歩くことをオススメします。
木のテープをひたすら追いかけながら登っていきます
2合目の木の看板を見つける頃には、沢?は抜けて雪道でしたが、なかなか疲れました
3合目は広場から右手の尾根に乗るのですが、ちょっと登らないと次のテープ見つからないので注意
6合目からは軽アイゼンにしました
急登の続く7合目あたりで、木々の間から尾瀬ヶ原が
柴安嵓が見えてきたら、8合目付近のトラバースです
樹林帯を抜けたら、谷を進めば夏道に出会います
山頂への登山道に出たら、あとはしばらく夏道
気がついたら大きな尾瀬沼が見えて感動!
2回目の燧ヶ岳 柴安嵓(しばやすぐら)登頂!
東北の山々まで見渡せる、素晴らしい天気でした
誰も来ないと思ったら外国人の方が1名、見晴から凄い勢いで登ってきました
柴安嵓〜俎嵓
写真に解説入れましたが、ここはちょっと怖い
まず、柴安嵓を出るとすぐに雪の急斜面が出てきます
出だしはバックステップで降りましたが、その後のトラバースで滑り落ちた。。。
ここは、かなり滑るのでしんどいです
木に沿って下るのが確実だったかな。。。と思いつつ写真の赤線引きました
もうひとつのピーク俎嵓(まないたぐら)にて
会津駒ヶ岳が大きい
山頂の祠
俎嵓〜尾瀬沼(長英新道)
こちらのコースは、樹林帯に一箇所急な場所がありますが、軽アイゼンとストックで大丈夫でした
尾瀬沼に向かって下って行きます
登りの方たくさんいらっしゃいました
傾斜がほとんどなくなり、木のテープが遠くまで見渡せるようになってからが、かなり長く感じました
下っている感じがしないのと、終わりが見えない感じが。。。(><)
見晴新道のような沢みたいになった登山道はなく、尾瀬沼に降りるまで雪道が続きました
尾瀬沼〜大清水
燧ヶ岳から想定よりかなり早く降りることが出来たので、尾瀬沼で少しのんびりしてから降りることにします
尾瀬沼ヒュッテから尾瀬沼山荘の間は、ほとんど木道出ていました
水面に映る水芭蕉達
尾瀬沼山荘の近くでは逆さ燧を楽しめる場所もあります
尾瀬沼山荘でちょっと早いお昼ご飯を食べてから、大清水に下山しました
三平峠からしばらく雪道が続きますが、夏道も多く出ています
歩くのが楽しくて、ずいぶんと歩きました・・・
さえぎるものがない尾瀬ヶ原、日差しが強いので、熱中症対策・日焼け対策は万全に!