山で過ごす時間

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【登山の雪目・雪眼炎】雪山下山後に目が開かなくなった話

GW前半の山行の3日目

水っぽい風雪→午後から曇りという天気で、風雪の中サングラスかけてもレンズが見えなくなると思い、

サングラスかけるのを横着して歩いていたら、下山後2-3時間であまりの目の痛みに目が開けられなくなりました

(新宿から電車に乗れる状況ではなく、半目でバスタ内のタクシー乗り場に行き、住所を伝えて、なんとか帰宅することができました)

 

「まぁ大丈夫だろう」という安易な判断による初歩的な失敗であり、回避可能な事ではありますが、症状や治療について、参考までに記録を残しておこうと思います。

(サングラスをしていたら快適に帰れたのに。。の個人的イメージ図)

 

症状

特に目を痛めた雪稜歩きは、9-12時ぐらいの間だったと思います。

16:30頃に下山し、帰り道、平湯から新宿へのバスにのっているうちに症状が出てきました

※webで色々調べてみましたが、雪目は、しばらくしてから症状が出るようです

 

  • 18時過ぎ バス出発

途中で目に痛みが出てきたので、コンタクトレンズを外す

 

買い物のため外に出たが、目が霞む

メガネのレンズが汚れているのかな?と思い、レンズを見るが汚れはなし

 

  • SA出発後、19時半〜20時ぐらい

突如、猛烈に目が痛くなり、痛みで目が開ける事が出来なくなる

目を閉じていても痛いし、まぶたの中で眼球が動くだけでも痛い。そして涙が止まらない。

無理に目を開けようとしても、すきまぐらいにしか開かず見えないし、わずかな時間しか目を開けていられない。。

 

すぐに雪目だろうとは分かったのですが、目薬など治療薬は持っておらず、安静にしてペットボトルで目を冷やすことしか出来ませんでした。

(目がかなり熱を持っていたので、冷やさなければと判断)

 

バスにのっている間、目の痛みに苦しみつつ、サングラスをしなかったことを反省しました。

 

  • 22時半頃 新宿到着

バス降りるにあたり、なんとか目をこじ開ける。

バスの運転手さんにタクシー乗り場を確認して、乗り場へ(同じフロア内で助かった。。)

 

タクシーで先に目が開かないことと住所を伝えて自宅まで運んでいただく

下車時にまた目をこじ開けて(お釣りも見えない状態)、ぼんやりした中なんとか家に

 

片付けも出来ず、氷で目を冷やして寝る(数時間おきに氷の交換)

 

  • 翌朝

少し目が開くようになり、スマホも見れるようになったが、まばたきが痛いので、気をぬくと目を閉じてしまう

近所の眼科で連休中も開いているところを見つけ、10:30からの診察に間に合うようにアイスノン持って出発

病院までの徒歩5分間、眩しくて度々立ち止まっては目を閉じて、、を繰り返し

 

診察

顔の日焼けと同じで、黒目も日焼けしたら皮がむけるそうです

 

まずは目の状態を見て頂きますが、痛くて開けられないため、点眼の麻酔薬をさしていただいてから診察となりました

 

両目とも傷が満遍なくついていて、2-3日 点眼(日中)と目軟膏(睡眠中)で治療が必要とのこと

 

麻酔のおかげで久しぶりにまともに目を開ける事ができ、自信がでました。。。

 

治療

2-3日で回復するはずだが、治りが悪い場合はまた診察を受けてくださいとのことでした

 

抗菌剤の点眼薬(左) 朝昼夕晩の4回

治療用の点眼薬(右) 3時間おき

寝る前の目軟膏   下まぶたに入れます

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治療を開始してから、痛み、充血、白目の水ぶくれみたいなのが徐々に引いていき、

いつも通りの生活に戻っていきました

 

 

さいごに

車で山に行き、運転中に雪目で目が開けられなくなったら…と思うと恐怖です

「下山後しばらく眩しい」ぐらいの症状は今までもあったかなと思いますが、程度がひどくなると、ここまで辛い症状になるとは。。

 

曇りの日こそ、紫外線に注意ともいわれますので、今後は目の保護にさらに注意を払っていこうと反省しました。

 

雪目はこわいです。