s3214’s blog

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2018/1/27-1/28 厳冬期の甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根(七丈小屋テント泊)

厳冬期の甲斐駒ヶ岳に行ってきました

冬の黒戸尾根は、2013/11末に来たことがありますが、厳冬期は初です

 

今回は、天候、雪のコンディション、トレースにも恵まれ、厳しいながらも楽しい雪山歩きを満喫することができました

 

アクセス(公共交通機関)

  • 新宿~甲府は高速バス (片道2,000円)
  • 金曜日の最終バスで0:15甲府駅着。駅前のホテルで前泊 (4,000円)
  • 土曜は韮崎まで電車で移動し、事前に電話予約していたタクシーで尾白の駐車場へ(約7000円)
  • 帰りは尾白の湯まで車に乗せていただきました。尾白の湯で長坂駅までのタクシーを手配いただき、駅まで帰還(代金を記録忘れ。。)

 

尾白の駐車場~笹平~刃渡り

竹宇神社の橋を渡り、登山道にはいったところから雪道

笹平からの急登は、アイスバーンの上に雪が乗ってる状態で、ツルツル滑ってなかなかでした・・・登りはチェーンスパイクで行きましたが、帰りはアイゼンにしました。

 

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刃渡り

雪はかなりしっかり踏み固められています

アイゼンとストックで落ち着いて歩きました

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 刀利天狗

刃渡りから少し樹林帯を進むと、ハシゴがでてきます

ここからお社のある刀利天狗まではハシゴや鎖が続きます

 

チェーンスパイクでは滑ると思いますので、アイゼンで行ったほうが安全と思います

また、ストックも邪魔になるので仕舞ったほうがいいですね

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刀利天狗はちょっとした広場になっているので、ここで一息

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黒戸山のトラバース~五合目~七丈小屋

刀利天狗から、またしばらく樹林帯を登り、日陰の黒戸尾根のトラバース道へ

途中から五合目への下りに入ります

 

五合目は風が吹き抜けて寒かったので、ハシゴの反対側の岩陰で休憩。。

ここから七丈小屋まではハシゴや鎖のアップダウンが続きます

 

ハシゴは雪に埋もれているところもあるので、アイゼンとピッケルで慎重に歩いていきます

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帰りに撮った1枚

垂直に近いハシゴを上った先にある、岩場を鎖使って上りあげるところです。

個人的には、八合目~九合目のルンゼよりここが何よりしびれます。写真でみても怖いです。。

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鎖やハシゴを乗り越え、雪の深いトラバース道を進むとようやく小屋が見えました。

厳冬期テント泊装備と一緒に無事に小屋に到着。。ふぅ。。

 

七丈小屋でテント泊

南アルプス縦走で立ち寄って以降、4か月ぶりの七丈小屋です

テントの受付をして、小屋番さんと甲斐駒までのルートについて確認したら早速テント場へ

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南岸低気圧後、テントを張った人はいなかったのかな

第一テント場は斜面に沿って斜めに雪が積もっていたので、スコップでがんがん掘って整地しました

 

テント設営後、小屋に戻って水2Lとジュースを買ってテント場に上り返し

外は風が冷たくて夕日を見に行く気にもなれず、日の入りとともに就寝zzz

(湯たんぽ抱えて、太ももにホッカイロ張って・・・までしてテント泊)

 

2日目 七丈小屋テント場から~甲斐駒ヶ岳山頂へ

2日目、4時すぎに起きてテントの霜取り、朝ごはん

5:30にヘッドランプをつけてテント場を出発しました

 

1日目の風はすっかり収まり、八合目までの登りは暑いぐらい

八合目でバラクラバ・ヘルメット装備に。風が弱いのでゴーグルいらず。

 

九合目手前の2本の宝剣への登り途中で日の出

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山頂がだいぶ近づいてきました

小屋泊の2名の方と黄蓮谷からの方にお会いしました

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朝日と雪の影のコントラストが美しかったです

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神々しい・・・

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圧巻の南アルプスの名峰たち

何度見ても「あの尾根を歩いたんだ!」という達成感を味わえます

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八ヶ岳とザックとピッケル

ワカンは持っていきましたが、結局使わず

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厳冬期とは思えないほど、穏やかで温かい時間を過ごしました

山頂でのんびり朝の景色を楽しんだら、小屋に戻ることにします

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小屋泊の方とのすれ違い

この下の最後の山頂への尾根に出るあたりは岩が出ていて、アイゼンの爪を使っての登り降りでした

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九合目の前のルンゼ

夏道は鎖が続く場所ですが、すっかり埋もれています

下りはトレースを崩さないよう注意しながらバックステップで降りました

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九合目手前の2本の宝剣への登りの下あたりから

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ナイフフリッジのような道

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名残惜しいですが、どんどん山頂が遠ざかります。。

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八合目より甲斐駒ヶ岳山頂方面を振り返る

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七丈小屋第2テント場から八合目までは、ほぼ雪面を直登しています

夏道は完全に埋もれています

新雪ふかふかの時は、スノーシューかワカンで厳しい急登のラッセルですね

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時折深い雪に足をとられながらもテント場まで帰還

土曜日は北西風が強めだったので、しっかり掘りました

(なお、テントのアンカーは麻袋です)

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下山

テントを撤収して、七丈小屋でお礼と挨拶をしたら、長い長い黒戸尾根の下りへ

下りでは刃渡り手前の場所で一枚

 

苔の岩のある、趣のある光景で、なんとなく好きな場所です♪

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Course information

  • 笹平からアイスバーンの急な道が出てきますので、アイゼン装着が安全です(チェーンスパイクは不安)
  • 刃渡りの雪は、この週末時点では歩きやすい状態でした
  • 刀利天狗へのハシゴ・鎖はほとんど雪から出ていますが、五合目から先、七丈小屋までのハシゴ・鎖は一部埋もれています(五合目からストックをピッケルに変えました)
  • 七丈小屋から山頂までは、しばらくトレースが残るかと思います。八合目までは直登、八合目から先、大きな岩にぶつかったら向かって右手から小さなルンゼを上ります(夏道の道標があります)
  • 八合目と九合目の間は、雪稜のリッジ歩きや10mほどのルンゼがあります
  • ハイマツ帯から山頂稜線に出るところは岩がでているので、アイゼンひっかけてスリップしないように要注意
  • 七丈小屋テント泊は600円、水2Lまで無料。トイレとテント場はちょっと離れてます
  • 下山後のお風呂は「尾白の湯」北杜市外の人は820円

1日目

arr. dep. brk.  
- 6:57  - 尾白駐車場
7:55 8:03 0:08 (休憩)
9:15 9:23 0:08 笹平
10:22 10:34 0:12 (休憩)
11:50 12:11 0:21 刀利天狗
13:06 13:29 0:23 五合目
14:41 -  - 七丈小屋
Total 7:44 1:12 (hours)

 

 2日目

arr. dep. brk.  
- 5:28  - 七丈小屋
6:17 6:18 0:01 八合目
7:30 7:41 0:11 甲斐駒ヶ岳
8:24 8:30 0:06 八合目
8:51 9:41 0:50 テント撤収
9:46 9:59 0:13 七丈小屋
10:48 10:59 0:11 五合目
12:51 13:01 0:10 笹平
14:24 -  - 尾白駐車場
Total 8:56 1:42 (hours)