もうすぐ海の日連休です
毎年「晴れてくれー」と願いながら、夏の縦走を計画するのが楽しみです。
山を初めて約5年。正直あまりしっかりと覚えてないルートもありますが、当時いろいろ参考記録を調べるのに苦労しました。
すでに計画済みの方にも、これから検討される方にも、ちょっとでも情報になれば。
と思い、いくつか記録を書こうと思います。
自分でまた同じコースを行く場合の参考にもなりますからね (^^)
さて、タイトルに行った場所を列挙してみたら、すごい長くなりました。
どうしてこうなったのか?
夏山JOYを読み、行ってみたいと思った場所を一気に歩く計画にしたのです。
8月の後半、4泊5日で歩きました。コースと時間は以下でした。
1日目:6:15 新穂高バスターミナル ~ 10:55 鏡平山荘(お昼) ~ 13:25 双六小屋 ~ 16:10 三俣山荘(テント泊)
2日目:3:10 三俣山荘(テントはデポ*) ~ 4:15 鷲羽岳 ~ 5:45 水晶小屋 ~ 6:40 水晶岳 ~ 7:35 温泉沢ノ頭(さらに荷物デポ) ~ 9:20 赤牛岳 ~ 11:15 温泉沢ノ頭 11:55 ~ 14:05 高天原温泉 (温泉 & 夢ノ平・竜晶池散策) 15:25 ~ 15:45 高天原山荘(泊)
3日目:3:00 高天原山荘 ~ 5:35 雲ノ平山荘 (朝ごはん) ~ 7:45 黒部源流 ~ 8:40 三俣山荘(テント回収&2泊目分の支払い)9:35 ~ 11:45 黒部五郎小舎(テント泊)
4日目:3:05 黒部五郎小舎(サブザックで黒部五郎岳へ)~ 4:55 黒部五郎岳 5:20 ~ 6:55 黒部五郎小舎(テント撤収) 7:45 ~ 9:45 三俣蓮華岳 ~ 11:25 双六岳 (のんびり)~ 12:35 双六小屋(テント泊)
5日目:5:05 双六小屋 ~ 10:50 新穂高バスターミナル
*三俣小屋にテントを置かせていただきましたが、事前にコース計画とともに小屋に説明して了承を得てからにしています。
*小屋泊にした高天原山荘は事前に電話予約をしてからお伺いしています。
双六小屋と鷲羽岳。
テントと食料を背負って、暑くてしんどい小池新道を歩くのは、かなりしんどかった記憶ですが、目の前にこの景色が広がった瞬間の驚きといったら・・・
双六小屋から見る姿はまさに鷲が羽を広げたような姿でした。
雷鳥親子の横断を見守る。双六~三俣の巻き道では雷鳥さんがよく見かけられているようです。
白く皇后しい。ピラミッド型の鷲羽岳
1日目はへろへろ、とぼとぼ状態で三俣山荘になんとか到着(;_;)
赤牛を目標にしていた2日目・・・真っ暗な3時にオリオン座を眺めながら登りました・・・
赤牛岳へとつながる・・・牛の背通り?
比較的ながらかではありますが、アップダウンが続き、いつまでたっても山頂につかないので、晴れていてもここは結構つらかった思い出が。
一番行ってみたかった、赤牛岳からの景色。
いろいろデポの末ではあるものの、がんばった。
赤牛のご褒美は高天原温泉♪
しかし温泉沢ノ頭からのザレザレの恐怖の下り、ジャングルみたいな樹林帯、さらに河原にぽんっ!と出た瞬間「右!?左!?次どっち!?!?」みたいな混乱。。なかなか苦労しました。
湯冷ましのお散歩は、竜晶池。水晶岳方面。
ここはクマが出るようなので、クマ鈴など対策はお忘れなく。
3日目、また暗いうちから高天原山荘を出発し、雲ノ平へ。
(高天原周辺はクマがでそうな雰囲気なので、暗いうちに歩くのはおすすめしません。。。)
山奥に非常に良く整備された場所があることに驚きました。
黒部五郎岳。あの山からの朝日を見れるかな?
ウサギギクと蝶
雲ノ平の不思議な大地と夏の空
メルヘンな黒部五郎小舎
広々としたテント場と、滾々と出ている水場。
4日目、また星空の元、黒部五郎カールの中を水の流れる音を聞きながら歩いて山頂へ
風の強い山頂でゴーロに隠れながら日の出を待ち、鷲羽・水晶のほうからのご来光を拝む
黒部五郎から稜線コースを下る。遺跡みたいだな、って思いました。
小屋でテント回収して、三俣蓮華に上り返して、さらに双六岳への登り
双六岳より、雑誌でよく見るあの光景
なぜか5日目の写真がないのですが・・・夏の高山植物を楽しみながら新穂高に下山しました。
稜線歩きの多いロングルートで、気象条件によっては厳しい状態になることもあると思います。
山小屋、テント場、水場(特に黒部源流の水が、キンキンに冷えていて美味しかった!)は充実してますね。さすが北アルプスです。
高天原へのアクセスですが、温泉沢ノ頭のコースは登りで使う方が多いと思います。下りはザレ場に足を取られて滑落しないように注意が必要です。
また、薬師沢小屋からのコースで滑落して怪我をされている方に会いました。ハシゴが連続する箇所は慎重に歩かないと危険ですね。
あとは、水晶岳山頂付近は、ちょっとコースがわかりにくかったかな。
このころはまだ山を始めたばかりで、荷物の軽量化も考えずに体力勝負みたいな歩き方でした。改めて写真を見返すと懐かしいなぁ。。
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