山で過ごす時間

wanna enjoy mountains 🍀🍁🌼🗻

2017/6/17-6/18 扇沢起点の周回コース Day2 種池山荘から針ノ木岳を目指す

 扇沢起点のぐるっと周回コース+鹿島槍ヶ岳の記録、2日目です。

 

 1日目の記録はこちらから

s3214.hatenablog.com

 

 種池山荘~岩小屋沢岳

残雪期の種池山荘〜針ノ木岳周回は2回目ですが、前回は岩小屋沢岳への雪渓で1時間道迷いしました。。

その反省も踏まえ、3:30に出発です。

 

4時には明るくなりますが、種池山荘テント場からしばらく雪道で、夏道の登山道は埋もれています

ちょっと降りて、登り返すところで稜線沿いのハイマツ帯を右側の雪渓伝いに抜けて、いったん稜線に上がります。

その後、雪渓伝いに稜線やや右手下のトラバースを進むと夏道が出て来ます。

 

左手の夏道の尾根に上がります。

稜線より、鹿島槍、爺ヶ岳方面を。

f:id:s3214:20170623194320j:plain

 

岩小屋沢岳です。今日は高曇りです。。

f:id:s3214:20170623194304j:plain

 

岩小屋沢岳~新越山荘~鳴沢岳

岩小屋沢岳からしばらく夏道歩きです

f:id:s3214:20170623194319j:plain

 

新越山荘付近はまだたっぷりの残雪があります

7/1のオープンまでに溶けるのだろうか…。。

f:id:s3214:20170623194318j:plain

 

 新越山荘から何度も小ピーク越えがあります。

登っても、登っても、、、「あれ、まだ次がある(>_<)」という感じなので、鳴沢岳までで結構疲れますね

ちょっとした岩場もあります

f:id:s3214:20170623194306j:plain

 

鳴沢岳~赤沢岳~スバリ岳~針ノ木岳 

鳴沢岳まできたら、もう鹿島槍は雲をかぶり始めていました。

雨に降られずに下山できるといいなぁ。

f:id:s3214:20170623194317j:plain

 

そして、次のピークの赤沢岳とズバリ、針ノ木岳

針ノ木雪渓に少しづつ近づいてきています

f:id:s3214:20170623195629j:plain

 

すっかり真っ白になってしまいましたが、赤沢岳

晴れていたら立山剱岳がどーんと…見えたはず

f:id:s3214:20170623194307j:plain

 

ザレ場を慎重に下って、4つめのピークへ。

次のズバリ岳がでかい!

まるで鬼ヶ島のように見えます。

f:id:s3214:20170623194308j:plain

 

ズバリ岳名は山頂直下に少し雪渓かあります

つぼ足でステップ切りながら登りました

山頂からは黒部湖がよく見えます

f:id:s3214:20170623194309j:plain

 

本日最後のピークの針ノ木岳

雲がかかり始めています

f:id:s3214:20170623194310j:plain

 

針ノ木雪渓を登る人を眺めながら、5つ目のピーク針ノ木岳

雲の切れ間からたまに景色が見える程度の状態でしたが、まぁ雨に降られなかったから良かったです!

f:id:s3214:20170623194311j:plain

 

高瀬ダムを取り囲む、船窪から烏帽子への稜線

こちらもなかなかのアップダウンです

f:id:s3214:20170623194316j:plain

 

針ノ木岳~針ノ木小屋~大沢小屋~扇沢

針ノ木岳山頂直下は雪壁があります

ここからは雪山になるので、アイゼン、ピッケルで慎重に

f:id:s3214:20170623194315j:plain

 

針ノ木小屋のベンチで休憩したら、扇沢に下山開始です

時間的には蓮華岳にも寄れたかな、とも思いますが。今日はどんより天気なので、また今度。

f:id:s3214:20170623194312j:plain

 

大沢小屋の手前まで雪渓歩きで、夏道に上がるところはピンクテープがありました

 

扇沢までは、キヌガサソウサンカヨウミツバツツジ、オオカメノキといった高山植物が楽しめます

f:id:s3214:20170623194314j:plain

 

扇沢まで、登ったり降りたり、渡渉したりが続く登山道です

最後までアップダウン続きでした

いやー疲れました、でもたくさんのピークを歩けて満足(*´ー`)ゞ

 

変化に富んだ体力を要するコースですね。

谷川馬蹄形と種池山荘〜針ノ木岳、船窪〜烏帽子が、個人的には3大馬蹄形?縦走路です。

 

おまけ:北アルプス国際芸術祭

大町温泉郷にいったら、観光客の往来が・・・

北アルプス国際芸術祭の展示会場があります。

フリーパスと300円/siteのチケットがあるようで、1つ見学してみました。

下山後にゆっくり回るのもいいです♪

 

f:id:s3214:20170623194313j:plain

 

Cource information & track record:

  • 種池山荘から針ノ木岳はこの時期は人はほとんど歩いていません。
  • 種池山荘のテント場を出ていったん下り、岩小屋沢に向かって雪渓を上りますが、ここで目印が完全になくなります。登り切ってから夏道に戻れるまでそれなりの距離がありますが、ルートファインディングが必要です。
  • 新越山荘付近も残雪が多いです。
  • 鳴沢岳への登りは登ってはまだ次のピークが見えて・・・の繰り返しで、なかなか疲れます。
  • 鳴沢岳への登りから針ノ木岳までは、ほぼ夏道です。スバリの山頂直下は、残雪が残っています。赤沢岳の下り(スバリ側)はガレ場になっているので要注意
  • 針ノ木岳からの下りだしに雪壁があります。常にステップが切られている状態ではないと思いますので、前爪付アイゼン・ピッケルがまだ必要な状況です。
  • 針ノ木雪渓は大沢小屋手前までつながっていました。ここもアイゼン・ピッケルで下りました。雪解けにより状況は異なるとは思いますので、ご参考まで。。

 

 

arr. dep. brk.  
- 3:28  - 種池山荘
4:53 5:01 0:08 岩小屋沢岳
5:26 5:26  - 新越山荘
6:02 6:12 0:10 鳴沢岳
6:54 7:03 0:09 赤沢岳
8:37 8:50 0:13 スバリ岳
9:34 9:46 0:12 針ノ木岳
10:27 10:45 0:18 針ノ木小屋
11:34 11:39 0:05 雪渓末端
12:55 -  - 扇沢
  9:27 1:15  (total)

 

ランキングに参加しています。よろしければ応援クリックお願いします。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村