GW飯豊連峰縦走 2日目の記録です。
1日目はこちらから。 s3214.hatenablog.com
切合小屋~飯豊本山
2日目、御西小屋に泊まる予定でしたが、午前中に大日岳から戻れたら梅花皮小屋まで進むことにします
先ずは草履塚に向かって緩やかな登りです
大日岳に朝日が当たる
遠くに越後三山
アイゼンなしで登りましたが、最後のほうはやや急でした
朝のひとのぼりで草履塚
草履塚より飯豊本山への道を確認
草履塚から下り、姥権現へ
御秘所の鎖場
御前坂より草履塚からの道を振り返る
このあたりは、ほぼ夏道でした
本山小屋に到着
トイレは入り口が埋もれてました
本山小屋で少し休憩して、そして飯豊本山へ!
青空がうれしい♪
飯豊本山~御西小屋~大日岳往復
朝の飯豊本山からの景色です
左手に次の目的地の大日岳、本山から駒形山まではほぼ夏道
御西から梅花皮小屋へと繋がる尾根
左手の稜線の向こうにはニ王子が、そして右側の一番奥のピークは最終ピークの朳差岳!
前回秋に来たときは、飯豊本山から主稜ピークが全部見渡せることは気が付かなかったなぁ(急いで歩いていたため…)
踏み抜き地獄がはじまる前になるべく歩みを進めておきたいため、先に進みます
本山からちょっと下って登ると駒形山
飯豊本山を振り返る
こちらに向かって歩いている人が3人ぐらいいたのかな?
引き続き広々とした雪原を歩き(ホワイトアウトになると怖いですね)、御西小屋に到着
小屋前はテント設営の跡が残っていました
大日岳の途中でお会いした方によると、3日前にオンべ松尾根(大日岳にダイレクトに繋がる尾根)で来た方が、小屋が開けられず、この小屋前でテント泊していたらしいです
このテント跡が窪地になっていてちょうどよかったので、ストックやザックをデポさせて頂き、大日岳へ
登りはカメラをザックにしまっていたため、大日岳からの下山時に撮った、本山~御西~大日岳への一枚です
大日岳直下まではなだらかな雪原歩きです
山頂への登り手前でアイゼン、ピッケルにしました
雪の状態によっては大日岳は諦めようとも考えていましたが、先行者のステップがしっかり切られていたことも助けになり、無事に山頂に立つことができました
大日岳山頂です
ここが飯豊連峰最高峰、遠くは日本海
山頂からの景色です
真ん中ちょっと左のピークが北股岳、鞍部に梅花皮小屋、右のピークが梅花皮岳、さらに右が烏帽子岳
大日から降りて、御西小屋に戻ったら、右手からの尾根を歩いて梅花皮小屋を目指します
左の遠景は越後三山、右側は確か五頭連山と途中でお会いした方に教えてもらいました。
誰もいない山頂で、静かに東北の山々の景色を楽しみました
さて、大日岳から御西小屋に戻ります
山頂直下の登りを降りたところで、前日に本山小屋泊で大日岳に来ていた方と少しお話
山頂まではステップがしっかりしているのを伝える(下りで一部ステップ壊してごめんなさい。。)
大日岳からの帰り道で見かけたBCの方々
山頂からの滑走後、再び稜線に向かって登り返しているようです
また滑るのかな?
御西小屋~烏帽子岳
3時間ほどで大日岳往復できました
トレースのおかげですね
身支度整えて、ここから夏道コースタイム3時間の烏帽子岳を目指します
スキーと古いトレースがありました
この尾根、覚悟はしていたものの、なかなかの踏み抜き続きでした…
沈むことのなく延々と続くスキーのトレースを横目に、何度もヒザまで落ちては這い上がり、、、そして地味にアップダウンも続き、、、とにかく長かった(汗)
疲れたら大日岳を振り返り、気分転換!
北側から見る大日岳、独特の山肌の模様ですね
なんだかケーキを思い出す。。。
烏帽子岳への最後の登りは夏道が出ていました
山頂直下で再び雪道に
烏帽子岳…前回秋に飯豊縦走をしたときに見つけた、一番のお気に入りの場所です
歩いてきた、飯豊本山、御西、大日岳と、御西からつながる雪稜が一望です
この尾根にはトレースというか、3時間かけて踏み抜きをしっかり刻みました。。
ガスってしまったらポッキリ心が折られていたことでしょう。。晴れてくれてありがとう。
烏帽子岳~梅皮花岳~梅皮花小屋(泊)
烏帽子岳からは夏道歩きも出て来ます
烏帽子岳へ歩いている途中で、御西に向かって散歩していた方と梅花皮岳で一緒になり、梅花皮小屋に降りました
写真右のピークが梅花皮岳、鞍部に梅花皮小屋があります
その向かいのピークが北股岳です
梅花皮小屋の水場はまだ使えませんでした
この日は小屋番さんもいました
宿泊者は12〜13名ぐらいだったのかな。。
2階は日の入りまで半袖で過ごせるぐらいにポカポカでした
日暮れどきにクサイグラ尾根からきたすごい人がやってきて、びっくりでした。藪がすごいそうな。。
夜は全然眠れず、ずーーーっとNHKラジオを聴いていました
たしか秋元康さんの特集で10時間の番組をやっていて、古舘伊知郎さん、小室哲哉さん、戸田恵子さんと豪華なゲストが揃い踏み
で、ラジオで聴いた戸田恵子さんの「ささやかなジュゲーム」という曲が衝撃的で、いまだにあたまの中をグルグルしてます…(><)
Track record:
切合小屋から飯豊本山、御西小屋までは朝で雪がしまっていたため、歩きやすかったです。
大日岳までは踝程度の踏み抜き(たまに膝まで)、その後の御西小屋から烏帽子まで踏み抜き続きでかなり苦戦しました。
arr. | dep. | brk. | |
- | 5:03 | - | 切合小屋 |
5:34 | 5:34 | - | 草履塚 |
6:45 | 6:52 | 0:07 | 本山小屋 |
7:07 | 7:12 | 0:05 | 飯豊本山 |
8:17 | 8:28 | 0:11 | 御西小屋 |
9:47 | 10:00 | 0:13 | 大日岳 |
11:13 | 11:33 | 0:20 | 御西小屋 |
12:41 | 12:48 | 0:07 | 1820ピーク |
13:41 | 13:53 | 0:12 | 1850地点 |
14:39 | 14:39 | - | 烏帽子岳 |
15:09 | 15:38 | 0:29 | 梅皮花岳 |
15:59 | - | - | 梅皮花小屋 |
10:56 | 1:44 | (total) |
※大日岳への登りの途中でGPSの電源がOFFになってしまっていたため、途中GPSログが飛んでしまっています。