晩秋に下見にいった仙丈ヶ岳地蔵尾根、積雪期のアタックの記録です。
深夜に千葉を出発し、柏木の駐車場を出発したのは7時すぎ。
三連休なのでほかの登山者もいるかな、と期待していましたが、結局この日は誰も現れず。
下見をしたばかりコースを前回より重い荷物でもくもくと進みます。
途中で小雪が降り始め、14時ごろ幕営候補地のうち手前の場所についたところで吹雪になり、1日目の行動は終了に。
2日目。自分だけワカンを持って行っていたので、一足先にでて、トレースをつけに行くことにします。
昨日はなかった雪が・・・。地蔵岳のトラバース箇所で膝~太ももラッセル。
地蔵岳巻いたあとの展望台
一晩で森は真っ白になり、降雪は20cm以上
・・・新雪がなかったら夏道と変わりなく、山頂に行けてしまったと思います。
青空と霧氷のコントラストが美しい
2600mから2700m稜線に出る前、夏道はジグザグの道になっていますが、ここは特に雪が深くラッセルが厳しかったです
稜線にでてすぐの夏道は岩場になっている箇所が急な雪の斜面になっていて、危険です。地蔵尾根の危険個所はここぐらい。
山頂まであと少し、だいぶ雲が多くなってきましたが・・・
山頂でしばらくまっていたら雲が抜けて青空になりました
鋸岳と甲斐駒ヶ岳、栗沢岳
カールの底にあるのが仙丈小屋と歌宿に続く丹渓新道の尾根
山頂直下の下りだしは岩が出ている箇所もあるので、アイゼンひっかけないように慎重に。
どんどん下ります
滑らかな雪面となっている藪沢カール
帰りは中央アルプスに向かって、来た道を戻ります。
自分たちでつけたトレース
大仙丈の荘厳な山肌
2700m付近、稜線に出るところになんと雷鳥さんが!
もっふもふです。癒されます♪
2日目、途中で夜になりテント場に戻ってきたのは18:20
テントで宴会をして就寝、3日目は早朝は風が強かったものの、引き続きいいお天気。
帰りは林道800mとの出会い付近の展望場所(中央アルプスが一望できます)で休憩して下山です。
詳細はヤマレコに
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